Dave Weaver/AP
- 毎年恒例となっているウォーレン・バフェット氏との昼食会のオークションが始まり、その金額はすでに350万ドル(約3億8000万円)を超えている。
- オークションの売り上げは全額、サンフランシスコを拠点にホームレスを支援しているグライド財団(GLIDE Foundation)に寄付される。
- 2018年の落札額は400万ドルを超えた。
今年で20回目となる「ウォーレン・バフェットとのパワーランチ」オークション。その金額はすでに350万ドルを超えている。昼食会はeBayとグライド財団が主催するもので、ニューヨークのステーキハウス「Smith & Wollensky」が会場となる。
オークションには、eBayのウェブサイトから参加できる。締め切りは5月31日午後7時30分(太平洋標準時)。これまでにグリーンライト・キャピタル(Greenlight Capital)のデービッド・アインホーン(David Einhorn)氏や、今ではバフェット氏の投資チームの一員になったテッド・ウェシュラー(Ted Weschler)氏が落札している。
例年通り、オークションの売り上げは全額、サンフランシスコを拠点にホームレスを支援しているグライド財団に寄付される。グライド財団はメモリアル・ユナイテッド・メソジスト教会とのつながりがあり、今から50年以上前にセシル・ウィリアムズ(Cecil Williams)牧師とジャニス・ミリキタニ(Janice Mirikitani)氏が立ち上げた。
2000年から始まったこの昼食会のオークションを通じて、財団はこれまでに総額2800万ドル以上を集めた。バフェット氏の前妻スーザン・トンプソン・バフェット氏は、慈善家としてサンフランシスコでよく知られた存在だった。
オークションは2万5000ドルからスタートしている。
バークシャー・ハサウェイの株価同様、オークションの落札額も年々上がっている。2000年には2万5000ドルだったその額は、2018年には423万ドルと約169倍になった。バークシャー・ハサウェイの株価はこの間に5.5倍になっている。
[原文:Eating lunch with Warren Buffett will cost you at least $3.5 million]
(翻訳、編集:山口佳美)