Airbus
5月29日(現地時間)、エアバスの50周年を記念して、現行の全ファミリーが編隊飛行を行った。
エアバスの歴史は1969年5月29日、フランスとドイツの両政府がワイドボディ機A300を開発・販売する企業連合の設立に合意したことに始まる。
1960年代まで、ヨーロッパの航空機メーカーは優れた航空機を生み出していたが、次第にアメリカのメーカーに押され、単独では対抗できなくなっていた。
特に、その後「空の女王」と呼ばれることになったボーイング747の登場は、大きな危機感につながった。ワイドボディ機の開発が急務となり、それがエアバスの誕生を後押しした。
関連記事:写真で見るエアバスの歴史 ── いかにしてボーイングのライバルになったか
29日の記念フライトには、A220、A320、A330、A350 XWB、A380、そして巨大貨物機ベルーガXLが参加した。見てみよう。
駐機中の6機
Airbus
滑走路に一列に
Airbus
別カット
Airbus
機のサイズと翼長、エンジン位置の関係が面白い。
A220
Airbus
A220ファミリーは100〜150席市場がターゲット。
A320ファリミーのA319neo
Airbus
A320ファリミーはA318、A319、A320、A321の4機種。100〜240席。
A330neo
Airbus
機体はA330-900neo。
A350 XBW
Airbus
エアバスの最新鋭ワイドボディ機。
A380
Airbus
総2階建てのA380。生産中止となったが、ANAのホノルル路線に就航したばかり。
ベールガXL
Airbus
ヨーロッパ各地にある協力会社の工場から、フランスのトゥールーズとドイツのハンブルグにある組立工場まで主要部品を運ぶ。
フランス空軍のアクロバットチーム「パトルイユ・ド・フランス」も編隊飛行に参加
Airbus
エアバスブルーの煙幕が編隊飛行に華を添えた
Airbus
ベルーガの意味は「シロイルカ」
Airbus
参加したパイロットたち
Airbus
1人足りない?
(文:増田隆幸)