看護師、患者に言いたくても言えない10のこと

看護師が患者に言いたくても言えない10のこと

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  • 看護師たちは、患者に言いたくても言えないことがいくつかあるとBusiness Insiderに語った。
  • 医者の中には病歴や投薬情報を3分しか見ていない医者もいる。全員を信頼しないようにと言いたいと看護師は考えている。
  • またホテルのメイドのように扱って欲しくない、看護師にも具合が悪い日があると言いたいと述べた。

看護師は来る日も来る日も患者と接している。

ほとんどの看護師は人と接することが大好きだが、仕事について本当のことを患者にもっと伝えたいと思っている看護師もいる。

例えば、病院をホテルのように考えることや、いつでもすぐに対応してもらうことを望むことは止めるよう患者に言いたいと看護師たちはBusiness insiderに語った。

また、医師に用心することや子どもに予防接種を受けさせて欲しいと語った看護師もいた。

看護師が患者に言いたくても言えない10のことを見てみよう。

看護師は一緒に働いている医者に全幅の信頼をおいているわけではない。

看護師は一緒に働いている医者に全幅の信頼をおいているわけではない。

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「我々が患者に、セカンドオピニオンを聞く権利があると言う時は、私だったらその医者には診てほしくないという意味」とアリゾナ州で手術室担当の看護師をしているデビッド(David)は語った。

患者は悪い医者について何も知らない。Milwaukee Journal Sentinel紙の2018年の調査では、ある州で懲戒処分や医療行為の禁止処分を受けているにもかかわらず、他の州で働いている医師が少なくとも500人見つかった。医者の違反行為を記録するデータベースが古くて、不完全なためだ。


病院はホテルではない。

病院はホテルではない。

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患者は病院はホテルで、看護師を呼べば仕事の手を止めてすぐに枕を持ってくるメイドのように扱っていると多くの看護師は述べた。

「患者の中には、病院はホテルで、看護師はサービスを提供するためにいると本気で考えている人もいる」と匿名希望のペンシルベニア州の看護師は述べた。

「私が血を流している患者と廊下を歩いている時でも、私を呼び止めて新しいシーツを“すぐに”持ってくるよう言う患者もいる」

重症の患者がいる時は、ノドの痛みをすぐに手当できない。

看護師が患者に言いたくても言えない10のこと

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ある看護師は、症状の軽い患者は看護師は重症の患者を先に手当することをまったく理解していないと述べた。

アイオワ州の看護師、マイテ(Mayte)は、患者にあなたたちが常に最優先ではないと言いたいと述べた。

「私を必要としている他の患者がいるかもしれないし、他に悪いことが起こっているかもしれない。患者の要求を断るわけではないが、最優先ではない」

ニューメキシコ州の看護師、ショーン(Sean)は、ノドの痛みは看護師が優先するものではないと伝えたいと語った。

「何度も刺されて、我々が正面玄関から担ぎ込んできた人は緊急事態。しばらく座って待っていてほしい。もっと良いアイデアは翌朝、かかりつけ医かUrgent Care Center(応急手当を行う施設)に行くこと」

厳しいスケジュールで働いているので、遅刻は迷惑。

厳しいスケジュールで働いているので、遅刻は迷惑。

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予約時間によく遅刻する患者は、看護師にとって大きなストレスになる。長時間かつハードなシフトは、看護師の仕事の最も厳しい部分。

ある看護師はトイレ休憩も取れずに12時間連続で働いたことがあるとBusiness Insiderに語った。

「患者が1時間遅れて来ると、全スタッフに影響が出る」とオクラホマ州にある病院の看護師、メリッサ(Melissa)は述べた。

治療歴を伝える時は簡潔に。

治療歴を伝える時は簡潔に。

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看護師は忙しい、患者の治療歴は可能な限り早く把握しなければならないとノースカロライナ州の看護師、アン(Ann)は述べた。

一般的に、治療歴と患者が服用している薬を記録する時間は看護師には3分しかない。

「そうした情報を簡潔、迅速に入手する必要がある。そうすれば、医療チーム全員のために電子カルテにすべての情報を記録できる」と彼女はBusiness Insiderに語った。

「患者にとっては、自分の治療歴と服用している薬を簡潔かつ正確に伝えることは難しい」


看護師も人間。

看護師も人間。

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フロリダ州の准看護師、レスリー(Leslie)は看護師にも患者をケアすることが難しいくらい具合の悪い日があることを伝えたいと述べた。

オハイオ州の看護師、ミーガン(Megan)は、看護師はただの人間と伝えたいと語った。「私は疲れている」と彼女は語った。

「8時間休みなし、今夜は娘の初めての試合にも行けない。夫は病気で仕事を失ったばかり。家族のことが心配。看護師も人間で家族がいる。患者のケアをしている間は家族と一緒にいられない。せめて礼儀正しくしてほしい」

礼儀正しいことは得。

礼儀正しいことは得をする。

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仕事で最も困難なことの1つは、患者から時々発せされる言葉による侮辱に対処することと多くの看護師は述べた。

「礼儀正しい患者は、より丁寧に扱う」と匿名希望のペンシルベニア州の看護師は述べた。

看護師は学位を持っており、インターネットより知識がある。

看護師は学位を持っており、インターネットより知識がある。

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ニューメキシコ州の看護師、ショーン(Sean)は、患者が『グレイズ・アナトミー』のような医療ドラマを見ているから自分の方が詳しいと考えている時に気分が悪くなる。

マサチューセッツ州の看護師のナット(Nat)も、WebMDやグーグルで調べて、看護師以上に詳しいと考えている患者がいると語った。

「点滴の場所を指示しないでほしい」とミシガン州の看護婦、ローラ(Laura)。

「あなたにとって必要な場所に打っている」

「看護師!」と叫ばないで。

「看護師!」と叫ばないで。

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テキサス州のエイミー(Amy)やフロリダ州のベッツィー(Betsy)など複数の看護師は、患者がナースコールを使う代わりに「看護師!」と叫ぶのは嫌いと述べた。

「時間を聞くためにナースコールを100回鳴らす患者」よりはまし、とオハイオ州の看護師、スーザン(Susan)は語った。

子どもに予防接種を。

子どもに予防接種を。

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最後に、オハイオ州の養護教諭スーザンは、患者に対して、子どもの予防接種を受けるよう言いたいと述べた。

2019年1月から5月24日までに、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、26州で940件の麻疹(はしか)を確認した。これは1994年以降で最悪の数字。

アメリカは2000年に麻疹の撲滅を宣言した。だが、麻疹ワクチンは自閉症と関係があるという誤った情報のために麻疹が再び流行している。


[原文:Nurses reveal 10 things they wish they could tell patients, but can't

(翻訳:Toshihiko Inoue、編集:増田隆幸)

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