インディアナ州サウスベンドの市長、ピート・ブティジェッジ氏。
Scott Olson/Getty Images
- インディアナ州サウスベンドの市長、ピート・ブティジェッジ氏(Pete Buttigieg)氏が2020年の大統領選を目指すと発表したとき、アメリカでもブティジェッジ氏はほぼ無名だった。
- ブティジェッジ人気が高まったのは、ここ数カ月のことだ —— INSIDERの世論調査によると、ここまで急速に支持を拡大した候補者は他にいない。
- INSIDERの世論調査では、12月の時点でブティジェッジ氏を認知している回答者の20%が、同氏が民主党の大統領候補に指名されることを「好ましい」と答えていた。この数字は5月の時点で49%。3月には過去最高の62%に達していた。
- ブティジェッジ氏の認知度は、12月から5月の間に4%から48%に伸びた。
インディアナ州サウスベンドの市長、ピート・ブティジェッジ氏(Pete Buttigieg)氏が2020年の大統領選を目指すと発表したとき、アメリカでもブティジェッジ氏はほぼ無名だった。
しかし、3月上旬のCNNのタウンホールに初登場し、メディアに相次いで取り上げられるようになって以来、37歳のブティジェッジ氏はさまざまな世論調査で有力候補トップ5の常連だ。
ブティジェッジ人気が高まったのは、ここ数カ月のことだ —— INSIDERの世論調査によると、ここまで急速に支持を拡大した民主党の候補者は他にいない。
INSIDERの世論調査では、2018年12月の時点でブティジェッジ氏を認知している回答者の20%が、同氏が民主党の大統領候補に指名されることを「好ましい」と答えていた。この数字は5月の時点で49%。3月には過去最高の62%に達していた。
また、ブティジェッジ氏の認知度は、12月から5月の間に4%から48%に伸びた。
多くの専門家が、世論調査におけるブティジェッジ氏の予想外の人気は、同氏のメディア戦略のおかげだと指摘している。ブティジェッジ氏のアドバイザー、リズ・スミス(Lis Smith)氏はこの戦略について、「どこへでも有権者のいるところに会いに行き、既存の大手メディア以外にもきちんと対応すること」としている。
ブティジェッジ氏の知名度アップが —— 少なくとも今の時点では —— 支持拡大につながっている。
[原文:Pete Buttigieg has been the breakout 2020 Democratic candidate. Here’s his stunning rise in 1 chart]
(翻訳、編集:山口佳美)