【米大統領選】再選できるのか? トランプ大統領、8つの激戦州で「不支持」が「支持」を上回る

トランプ大統領

Evan Vucci/AP

  • 2020年の大統領選を前に、アメリカのトランプ大統領の支持率が接戦が見込まれる複数の州で低下していることが、モーニング・コンサルト(Morning Consult)の調査で分かった。
  • 調査の結果、9つの激戦州でトランプ大統領の支持率は正味ゼロもしくはマイナスだった。このうち8つの州で、トランプ大統領は2016年に勝利している。
  • 一方、2016年の大統領選では余裕をもって勝利した共和党が強い州では、その支持率は正味プラスだった(ただ、盤石とまではいかない)。
  • ギャラップ(Gallup)によると、5月時点のアメリカ全体としてのトランプ大統領の支持率は40%で、4月の46%から6ポイント低下した。その背景には、弾劾を求める声が高まっていることや、メキシコに対する新たな関税の脅威があるのではないかと指摘している。

2020年の大統領選を前に、アメリカのトランプ大統領の支持率が接戦が見込まれる複数の州で低下していることが、モーニング・コンサルトの調査で分かった。

モーニング・コンサルトでは、5000人以上の登録有権者を対象にトランプ大統領の支持率を日々調査している。その結果、9つの激戦州でトランプ大統領の支持率は正味ゼロもしくはマイナスだった。このうち、ニューハンプシャー州をのぞく8つの州で、トランプ大統領は2016年に勝利している。

  • ニューハンプシャー州:マイナス19% —— 39%が支持、58%が不支持
  • ウィスコンシン州:マイナス13% —— 42%が支持、55%が不支持
  • ミシガン州:マスナス12% —— 42%が支持、54%が不支持
  • アイオワ州:マイナス12% —— 42%が支持、54%が不支持
  • ペンシルベニア州:マイナス7% —— 45%が支持、52%が不支持
  • アリゾナ州:マイナス6% —— 45%が支持、51%が不支持
  • オハイオ州:マイナス4% —— 46%が支持、50%が不支持
  • ノースカロライナ州:マイナス4% —— 46%が支持、50%が不支持
  • フロリダ州:ゼロ —— 48%が支持、48%が不支持

調査結果

地図で見た調査結果(赤がトータルで「不支持」が多く、青がトータルで「支持」が多い)。

Morning Consult

一方、2016年の選挙ではトランプ大統領が余裕をもって勝利した共和党が強い州では、その支持率は正味プラスだった(ただ、盤石とまではいかない)。ジョージア州、ノースダコタ州、カンザス州でプラス1%、テキサス州、インディアナ州ではプラス3%だった。

ギャラップの調査によると、5月時点のアメリカ全体としてのトランプ大統領の支持率は40%で、4月の46%から6ポイント低下した。

ギャラップはその背景に、下院に対して弾劾手続きを始めるよう求める声が高まっていることや、トランプ大統領のメキシコに対する新たな関税の脅威 —— 議員の間では不人気 —— による市場の下落とアメリカの商品原価の値上がりの可能性といったいくつかの要素があるのではないかと指摘している。

激戦州でトランプ大統領の支持率が芳しくないとはいえ、共和党の予備選有権者の"トランプ支持"は固い。モーニング・コンサルトの調査によると、共和党を支持する有権者のトランプ大統領の支持率は、いずれの年代でも70%を超える。

20人以上が立候補する2020年の民主党候補をめぐる戦いは、近年まれにみる激戦になるだろう。共和党サイドも、民主党サイドの盛り上がりに負けじと、選挙への準備を進めている。

[原文:Trump's approval rating is underwater in 8 major 2020 battleground states, and it's a troubling sign for his reelection prospects]

(翻訳、編集:山口佳美)

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