キャリアの専門家がアドバイス! 後腐れなく会社を辞める方法

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  • 会社を辞めるのは解放的かもしれない —— 上司に伝えるときまでは。
  • キャリアの専門家リン・テイラー(Lynn Taylor)氏は、「会社を辞める」と伝えるときは、プロらしく、冷静に、個人的な感情を出さずにいるよう勧めている。
  • 上司には、これまでの指導に対する感謝と、自身のキャリアにとってベストな転職先を見つけたことを伝えよう。

会社を辞めるのは、恋人と別れるくらい心が痛み、気まずいことに思えるかもしれない。

上司との関係性次第では、「辞める」と伝えた瞬間に泣き出したり、怒り出す上司の顔が浮かぶだろう。

だが、心配はいらない。そんな状況をプロとして、エレガントにコントロールする方法がある。

キャリアの専門家で『Tame Your Terrible Office Tyrant: How to Manage Childish Boss Behavior and Thrive in Your Job』の著者、リン・テイラー氏は、会社を辞めると伝えるときの具体的なガイドラインをBusiness Insiderに教えてくれた。

まず初めに、辞意は直接、面と向かって伝えようと、テイラー氏は言う。1対1で話をする時間を確保するため、事前に上司にメールをするのはOKだ。

そのとき、メールは「わたしのプロジェクトについて話せますか? いくつか話し合っておきたい重要な質問があります。お時間はいつが良いでしょうか? 」などと多少あいまいにしておくといいと、テイラー氏は言う。

1対1でどうして会いたいのか、理由をはっきりさせ過ぎると、上司が心配して、すぐに話をしようとするかもしれない —— それが彼らにとっていいタイミングでなくても —— ので、要注意だ。

上司と一緒に静かなスペースに移動したら、「時間は大丈夫ですか? わたしのここでのポジションについて話をしたいので、少し時間をください」と断ろう。

上司が同意したら、そこで辞意を伝えよう。ただ、「わたし、辞めます! 」と突然言うのは、避けた方がいいと、テイラー氏はアドバイスする。

同氏が勧める、会話の進め方はこちら:

  • 上司に感謝を伝えることから始めよう。これまでの指導、素晴らしい同僚と働く機会を与えてくれたこと、その他、自分が感謝していることを伝えよう。
  • 次に、自分のキャリアにとってベストの転職先を見つけたことを伝えよう。今の職場で働くことができて良かったけれど、次に進みたいという気持ちを伝える。
  • 改めて、これまで上司からどれだけ学ばせてもらったかを伝えよう。一緒に働くことができて良かったと思えた同僚の名前も個別に挙げよう。
  • ここでの仕事は別の誰かにとって大きなチャンスになるだろう、後任候補探しには自分も協力すると伝えてもいい。
  • 上司に今後、質問があったら連絡をしてもいいかと尋ねられたら、「境界を引く」ことが重要だとテイラー氏は言う。会社を辞めてから2、3週間は対応した方がいいだろうが、「永遠にいつでもOK」にはなりたくない。

テイラー氏は、これらを"自分のキャリアのニーズ"に関する会話にするようアドバイスしている。会社を辞める理由が上司だったとしても、個人的な会話にしないこと、感情的にならないことが重要だ。

そして、ここで覚えておくべきは、後に引き返せない状況を作らないこと。特に、転職先が同じ業界もしくは同じ街なら、元上司や元同僚に出くわす可能性は高い。元上司と新しい上司が知り合いで、あなたについて話をするかもしれない。

一方、上司が昇進もしくは昇給であなたを引き留めようとする可能性もある。そのときは「辞めると決めた理由」を思い出すことが重要だと、テイラー氏は言う。

そこで示された昇進や昇給を受け入れて会社に残っても、上司はこれまで通りにあなたを信用しないかもしれず、あなたの評判にとってプラスにはならないだろう。

テイラー氏は言う。「1つ決断したら、それを守ろう」

[原文:A workplace expert shares the exact steps you should take to quit your job without burning bridges]

(翻訳、編集:山口佳美)

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