興行成績不振でもディズニーが『スター・ウォーズ』のTVシリーズに力を入れる理由

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒:(Star Wars: The Force Awakens) 』より。

Disney/Lucasfilm

  • 『スター・ウォーズ』は動画配信サービス「Disney+」に年齢の高い視聴者を引き付けるために必要不可欠。調査会社アンペア・アナリシスがレポートを発表した。
  • アンペア・アナリシスは、マーベルシリーズとディズニーのアニメ映画は、若い視聴者と子どもを持つ家庭を引き付けるための最も重要な資産と位置づけた。
  • だが、35歳以上は「ディズニーのアニメ映画やマーベルシリーズにあまり影響を受けないだろう」とレポートは記した。
  • ディズニーは『スター・ウォーズ』関連コンテンツを数多く製作中。11月にスタートするDisney+で配信予定で、同シリーズ初の実写テレビドラマもある。

若い世代は『スター・ウォーズ』シリーズにさほど熱狂しない。だが、ある重要な層をターゲットにした大ヒット作品であり、この層がディズニーのストリーミングサービスにとって欠かせない存在となるかもしれない。

ロンドンを拠点とする調査会社アンペア・アナリシス(Ampere Analysis)は6月6日(現地時間)、マーベルシリーズは11月にスタートする動画配信サービス「Disney+」の会員獲得における最も価値ある資産と位置づけるレポートを発表した。

マーベルシリーズは、18~24歳の視聴者における最も重要な資産と位置づけられた。またレポートによると、18〜24歳は、同サービスに登録する可能性が最も高い(子どもを持つ家庭を除く)。

25~34歳はディズニーのアニメ映画に最も引き付けられるとレポートは記した。子どもを持つ家庭である「可能性は極めて高い」とした。

だが、35歳以上は『スター・ウォーズ』をより評価する傾向にある。アンペアによるとこの層は『スター・ウォーズ』を「同サービスに年齢が高い視聴者を引き付ける鍵」とし、「ディズニーのアニメ作品やマーベルシリーズにはあまり影響を受けないようだ」。

ディズニーは2018年の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(Solo: A Star Wars Story)』の興行成績不振を受け、『スター・ウォーズ』シリーズの「ペースダウン」を公言している。だが、まだ多くの『スター・ウォーズ』関連コンテンツが登場する。

同社はDisney+向け、および劇場向けに複数の『スター・ウォーズ』プロジェクトを製作中(劇場版はおそらく、最終的にはDisney+に移行するだろう)。

『スター・ウォーズ』シリーズ初の実写テレビシリーズ『ザ・マンダロリアン(The Mandalorian)』は、Disney+のサービスがスタートする11月12日からストリーミング配信される予定。その他に『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One)』のスピンオフ実写シリーズも製作中だ。

『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(Star Wars: The Rise of Skywalker) 』は2019年12月に公開予定。続編として、人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』の製作総指揮、デイビッド・ベニオフ(David Benioff)とD・B・ワイス(D.B. Weiss)による3部作も、2022年からの公開が予定されている。

[原文:New data shows why Disney is betting heavily on 'Star Wars' TV shows for its Netflix competitor, despite a slowdown on movies

(翻訳:Ito Yasuko、編集:増田隆幸)

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