Uber
- ウーバーが「空飛ぶタクシー」の初のフルスケール・モックアップを公開した。
- 早ければ2023年、ヘリコプターの次の航空サービスを提供したい意向。
- 我々は、ヘリコプターと航空機のハイブリッドのような航空機について、同社のカンファレンス「ウーバー・エレベート」で同社幹部に聞いた。
ウーバーは、自転車、スクーター、公共交通機関などを通して、何年も移動の新しいあり方を思い描いてきた。
今、目を向けているのは、空だ。
2019年7月、ウーバーはニューヨーク - ジョン・F・ケネディ国際空港間のヘリコプター輸送サービスを開始する予定。その後、同社は航空機機とヘリコプターのハイブリッドのような航空機を使ったフライトシェアサービスを世界中の都市で開始したいと考えている。同機は最大速度150マイル/時(約240km/h)、排気ガスを出さない。
6月11日、ウーバーはその航空機の初のフルサイズモデルをワシントンD.C.で開催した同社のカンファレンス、第3回「ウーバー・エレベート(Uber Elevate)」で公開した。
内装も初公開となる。見てみよう。
ウーバーエア(Uber Air)はバイポーラースタジオ(Bipolar Studio)と共同でフルサイズのモックアップを制作。
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「ノーススター(North Star)」と名づけられたモデルは、将来の実機のデザインのベースとなる。
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最終的にサービスの費用はプレミアムサービスの「ウーバーブラック(Uber Black)」と同じくらいと同社幹部は述べた。そして同様に豪華。
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パイロットを含めず、最大4名が搭乗可能。
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正面から。ローターや推進装置はまだない。
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「我々はデザインの過渡期にいると考えている。今後数世代にわたって、航空ライドシェアリングのスタンダードとなる大きな類型を作ろうとしている」とウーバーエアの設計責任者、ジョン・バトルメント(John Battlement)氏はプレスリリースに記した。
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シートは従来のヘリコプターではなく、豪華なSUVでくつろいでいる感じ。
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インテリアは、提供するサービス内容に応じて、運航者ごとに完全にカスタマイズ可能。
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「機内はある意味、ミニマル。だが、ミッションの達成が絶対的な目的」とデザインチームは述べた。安全があらゆる機能において最優先だったと付け加えた。
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荷物用スペースもある。
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ドアはジェームズ・ボンド映画のよう。
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乗客が搭乗した様子。
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理論的なコックピットは、まさに未来的。
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近くから見たコントロールシステム。
Graham Rapier / Business Insider
(翻訳:Makiko Sato、編集:増田隆幸)