どのフランチャイズに加盟するのがベスト? フランチャイズ500のリストでマクドナルドは1位となった。
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- フランチャイズへの加盟は、さまざまな要素を考慮して個人が下す決断。
- 事業を始めようと考えている人のために、アントレプレナーマガジンは毎年、アメリカのフランチャイズビジネス・トップ500のリストを作成している。
- 2019年のフランチャイズ500から、トップ10をまとめた。
どのフランチャイズに加盟するのがベスト?
専門家によると、どのようなフランチャイズビジネスを探しているか次第。だが、アントレプレナーマガジン(Entrepreneur magazine)にはリサーチを始めるためにぴったりなリストがある。
同誌は最近、毎年恒例の「フランチャイズ500」のリストを発表した。このリストは、コスト、フランチャイズフィー、成長のチャンス、本部のサポート、ブランドの強みといった要素を分析し、どのフランチャイズが将来のフランチャイジー(加盟店)に最も選ばれるのかを算出したもの。
フランチャイズ業界の専門家、ジョエル・リババ(Joel Libava)氏は、フランチャイズ500や他の同様のリストは、あくまでも指針として捉えるべきと警告している。例えば、飲食業の経験も興味もない人がマクドナルドに加盟することは不適切。
「リストを出発点として用いるのは良いが、鵜呑みにしてはいけない。自分で調べる必要がある。なぜなら、アントレプレナーマガジンにとってはトップ・フランチャイズでも、あなたにとって、そうとは限らない」とリババ氏は述べた。
とはいえ、フランチャイズ500のようなリストは、フランチャイズビジネスへの参入を考えている人にとって、良いキッカケ。リストの投資額にはフランチャイズフィー、不動産・設備等にかかる開業費用が含まれている。
アントレプレナーマガジンによるアメリカのフランチャイズトップ10[2019年版]を見てみよう。
10位 セブン-イレブン(7-Eleven)
Courtesy of 7-Eleven
投資額 : 4万7000〜120万ドル
9位 ジャージー・マイク・サブ(Jersey Mike's Subs)
Andy Cross/The Denver Post via Getty Images
投資額 : 23万7000〜76万7000ドル
8位 グレートクリップス(Great Clips)
Photo by Lewis Geyer/Digital First Media/Boulder Daily Camera via Getty Images
投資額 : 13万7000〜25万8000ドル
7位 プラネットフィットネス(Planet Fitness)
AP/Richard Drew
投資額 : 97万〜420万ド
6位 カルバーズ(Culver's)
Lydia Ramsey/Business Insider
投資額 : 200万〜470万ドル
5. UPSストア(The UPS Store)
Flickr/Mike Mozart
投資額 : 16万9000〜39万8000ドル
4位 タコベル(Taco Bell)
Hollis Johnson/Business Insider
投資額 : 52万5000〜260万ドル
3位 ソニックドライブイン(Sonic Drive-In)
Hollis Johnson/Business Insider
投資額 : 86万5000〜360万ドル
2位 ダンキン(Dunkin')
Business Insider/Jessica Tyler
投資額 : 22万9000〜170万ドル
1位 マクドナルド(McDonald's)
Irene Jiang / Business Insider
投資額 : 110万〜220万ドル
[原文:The top 10 franchises in America in 2019]
(翻訳:仲田文子、編集:増田隆幸)