2019年6月、世界が息を呑んだ「決定的瞬間」12カット。大阪のおばはんから、韓国No.1人気老人モデルまで

2019年6月、中国政府の戒厳部隊が放った銃弾で数多くの学生たちが命を落とした天安門事件から30年。奇しくも香港で100万人以上の市民がデモを起こし、警察と激しく衝突した。そして同月、世界各地ではこんな「決定的瞬間」が撮影されていた。12カットで地球の6月を振り返ってみよう。

「で、真相はどうなのよ?」

サウジアラビア トランプ大統領 サルマン皇太子

REUTERS/Kevin Lamarque

6月28日、大阪で開かれた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)にて。サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子に耳打ちするドナルド・トランプ米大統領。トルコ・イスタンブールのサウジ総領事館でジャーナリストのジャマル・カショギ氏が殺害された事件で、サルマン皇太子が関与した疑惑を「信じるに足る証拠がある」と国連の特別報告者から指摘されている。

国際宇宙ステーションから撮影した、千島列島の大噴火

国際宇宙ステーション 噴火 千島列島

NASA/Expedition 59 Crew/Handout via REUTERS

6月22日、千島列島(ロシア語ではクリル列島)のライコケ火山が95年ぶりに噴火。噴煙が広がる様子を国際宇宙ステーション(ISS)がとらえた。ロシアのメディアや市民たちが次々と関連写真をリツイートした。

ロケット弾あり、空爆あり……日常もある。パレスチナの海岸にて

ガザ地区 パレスチナ

REUTERS/Mohammed Salem

6月18日、パレスチナ自治区ガザ地区の地中海沿岸にて、猛暑日に水浴びする市民。およそ1カ月前に同地区からイスラエルの商都テルアビブに向けてロケット弾が発射され、1週間ほど前にはイスラエルが報復として(同地区にある原理主義テロ組織ハマスの拠点に)空爆を行ったばかり。

万博も決まったし、しばらくは儲かりまっせ

大阪 G20

REUTERS/Jorge Silva

G20サミットで海外からの首脳陣らを歓迎する「おばはん(ロイター通信はgranniesと表現)」たち。2025年には国際博覧会(万博)が開催される。会場となる大阪湾の人工島「夢洲」を中心に、地下鉄の延伸などを含めて2000億円超を投じた整備事業が行われ、約2800万人の入場者を見込んでいる(数字は経済産業省の発表)。文字通り、お祭り騒ぎだ。

韓国初の「老年モデル」出現。おじさんがいま熱い

韓国 モデル

REUTERS/Kim Hong-Ji

日本に続き、高齢化が進む韓国で、白髪交じりの老年世代が注目を浴びている。写真は韓国初とされる「シニアモデル」のキム・チョルドゥさん、65歳。韓国のKBSラジオによると、キムさんは1年半ほど前にファッションモデル志望者向けの専門学校に入学。いまだ訓練中ながら、インスタグラムのフォロワーは3万人超。「第2のキム」を目指す高齢者が続出中という。

香港警察、市民に催涙弾を使用

香港 デモ 警察

REUTERS/Athit Perawongmetha

6月12日、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正問題で、香港の警察はデモに参加した市民に向けて催涙弾やゴム弾を使用した。

無数のLEDライトが照らす香港の未来

香港 デモ LED

REUTERS/Thomas Peter

「逃亡犯条例」改正問題でデモ隊に多くの負傷が出た日から2週間。6月26日、G20サミットを前にスマートフォンのLEDライトをいっせいに点灯してアピールする香港の市民。条例の完全撤回を求め、G20参加国の領事館に多くの人々が押し寄せた。

「ボクサー政治家ママ」スペインで性差別と闘う

ボクシング 政治家 性差別

REUTERS/Susana Vera

ボクシング・女子ライト級、欧州選手権(6月26日)でタイトルを獲得したスペインのミリアム・グティエレス選手。6歳の男の子を育てながら栄冠を手にした。実は、首都マドリードに近い、トレロドネス市の市議会議員でもある。妊娠中、前夫にドメスティック・バイオレンス(DV)を受けた経験から、女性の権利と地位向上を求め、ボクシングと政治の「二刀流」で闘っている。

「飛ぶように走る」ドイツの犬レース

ドッグレース ドイツ

REUTERS/Thilo Schmuelgen

ドイツで毎年開催されているドッグレースの一幕。俊足で知られる狩猟犬のグレイハウンド。競馬では、駿馬を「飛ぶように走る」と表現するが、まさにそれだ。

トルコ市民は「独裁政権」にノーを突きつけた

トルコ 共和人民党 エルドアン大統領

REUTERS/Kemal Aslan

トルコ最大の都市イスタンブールで、最大野党・共和人民党(CHP)のイマモール候補が当選。独裁色を強めるエルドアン大統領の率いる与党・公正発展党(AKP)にノーを突きつけた。与党が擁立した候補は前首相のユルドゥルム氏だった。イマモール新市長の選挙運動には多くの市民が集まった(写真は6月23日の集会)。

「賓客へのもてなし」とはまさにコレ

習近平 金正恩

KCNA via REUTERS

中国の習近平国家主席は6月20、21日に就任後初めて北朝鮮を訪問。同国の首都・平壌で金正恩朝鮮労働党委員長と会談した。上の写真は21日の会食時に撮影された。紅い梅と白い椿を大胆に配置した背景画、前方には鶴と松の飾り。中国文化圏の象徴とも言える構図だ。

中国・広東省で橋が崩落、自動車2台が巻き添えに

中国 珠江

REUTERS/Stringer

6月14日、中国・広東省の河源市。「紫金大橋」の中央部が崩落し、自動車が2台巻き込まれた。写真の広大な河川は、香港とマカオで海に注ぐ珠江の支流、東江。

(文:川村力)

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