わずか4年で大変貌を遂げた金融街｢モスクワシティ｣に行ってみた

モスクワの金融街｢モスクワシティ｣はわずか4年前には荒廃した工事現場だった。

今、大変貌を遂げたモスクワシティには、ヨーロッパでも有数の超高層ビル群がある ── 新しいビルの建設も進んでいる。

モスクワの中心部からモスクワシティまでは車で約30分。車で近づくにつれ、モスクワの中心部にある歴史的な建物とはまったく対照的な、近代的な高層ビル群に驚かされた。

ロシア企業にとって、モスクワシティに本社を置くことは名誉あることとノビコワは語った。

トランプ大統領はかつてこのエリアにホテルを建設したいと考えていた。

活気あふれる街並みに驚かされた。

ユニクロ、H&M、マクドナルドなどが入るモダンなショッピングセンター。こうしたブランドはモスクワの中心地にもある。

メルセデスやレクサスなどの高級車が何台も駐車していた。

中心部には、かつてヨーロッパで最も高いビルだったフェデレーションタワー（Federation Tower）。

ネヴァタワーズ（Neva Towers）は、オフィスと高級マンションが入居する2棟の複合施設。ディベロッパーによるとニューヨークやマイアミの施設に匹敵する。

工事中のペントハウス。価格は1375万ドル（約15億円）。

午後5時すぎ、モスクワシティで働く人たちが地下鉄や車で帰宅し始めた。

モスクワシティを歩いてみると、スマートな高層ビル群やそこで働く人たちは、まるでニューヨークの金融街のようだった。

だが、グリーンのスペースがかなり足りないとも感じた。

モスクワシティはこの4年で劇的に変化し、荒れ果てた工事現場からビジネスの中心地へと生まれ変わった。