セブン&アイ・ホールディングスがスタートさせたばかりのキャッシュレス決済サービス・7pay(セブンペイ)で、大がかりな不正利用が明らかになりました。同じようなサービスがすでに乱立するなか、後発組の7Payでなぜこんなことが起きてしまったのでしょうか?
Business Insider Japanが掲載した記事の中から、この問題の深層がわかる5本を選びました。
【極秘入手】7pay開発の内部資料。「セキュリティー不備」は急な開発と“度重なる仕様変更”が一因か
Business Insider Japanは、7payの開発スケジュールを取りまとめた内部資料を入手しました。現場をよく知る複数の関係者の証言からは、注目が集まった「セキュリティーの不備」につながる慌ただしい開発現場の姿が浮かび上がりました。
「7pay緊急会見」で露呈した3つの大問題。なぜ脆弱なセキュリティ対策で開始したのか
「率直に言ってずさんな設計、というほかない。根本的なサービスの見直しが必要だ」。キャッシュレス決済サービスの動向を追いかけてきたフリーライターはこう言い切ります。不正利用問題に関するセブン&アイの緊急記者会見の内容から分かったことは?
7pay問題に経産省が不快感あらわ「ガイドライン守っていない」「大変遺憾」
キャッシュレス決済を推進する経済産業省もこの問題を重く見て、セブン&アイにセキュリティー対策の徹底を要請しました。そこで指摘された問題点とは?
[更新]セブンHDが外部IDログインを11日17時で遮断。残高利用には手続き必要な場合も
7Payが外部IDからのアクセスについて安全上の問題がある可能性が指摘されたことを受け、セブン&アイはFacebook、Twitter、GoogleなどのIDによるログインを一時停止しました。この問題はまだまだ尾を引くのでしょうか。
PayPay、不正利用の返金は自社で「全額補償」と発表 ── 原因はセキュリティーコードの総当たり「ではなかった」
キャッシュレス決済サービスでは、先行したPayPay(ペイペイ)でも2018年に不正利用問題が明るみに出ました。原因を丁寧に解説した記事です。