世界最大のヘッジファンド創業者、利下げなら"金"に投資することを支持

レイ・ダリオ氏

ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者で、共同最高投資責任者のレイ・ダリオ氏。

Hollis Johnson/Business Insider

  • アメリカで利下げが取りざたされる中、世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツ(Bridgewater Associates)の創業者で共同最高投資責任者のレイ・ダリオ(Ray Dalio)氏は、金(ゴールド)への投資を支持した。
  • ダリオ氏は、投資における「パラダイムシフト」を予想している。
  • 同氏は、あまりにも多くの投資家が株式やその他の株式のような資産への投資に駆り立てられてきたが、リターンは次第に減っていくだろうと述べた。

アメリカで利下げが取りざたされる中、世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者で共同最高投資責任者のレイ・ダリオ氏は、金への投資を支持した。

ダリオ氏は7月17日(現地時間)のリンクトイン(LinkedIn)への投稿で、投資における「パラダイムシフト」について書いている。同氏は、投資家は株式やその他の株式のような資産を買うよう駆り立てられてきたが、リターンは次第に減っていくだろうと述べた。

「期待されるリターンが実質、名目ともに低い、長期保有資産に世界は支えられてきた」とダリオ氏は言い、「こうした投資は、リターンの期待できる良い投資とはならないだろう」と付け加えた。

その上で、より有望な投資は「通貨の価値が引き下げられ、国内外の紛争が深刻な時に堅調なもの、例えば金だ」と述べた。

連邦準備理事会(FRB)は7月中に利下げをすると見られている。ダリオ氏は、新たなパラダイムの下では、投資家は記録的な強気相場のあとに何がうまくいくのか、これまでのマインドセットを改めるべきだと言う。

「パラダイム・シフトが起きるときには、ほとんどの人たちが過度な人気の投資に入り込みすぎて大きな痛手を負う。一方、こうしたシフトを理解できるだけの洞察力があれば、うまく立ち回ることができるだろう。少なくとも、自分自身を守ることはできる」

ダリオ氏は、直近の大きな「パラダイムシフト」は世界金融危機だと付け加え、持続不可能な成長率がその根本的な原因だと指摘した。ブリッジウォーターは「ほとんどの投資家が苦戦していたときに、この危機をうまく乗り切った」と同氏は述べ、その理由を、1929年の大恐慌を研究し、問題に早く気付けたからだとした。

[原文:Ray Dalio backs gold as a top investment if central banks cut rates]

(翻訳:仲田文子、編集:山口佳美)

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