SnapのCEO エヴァン・シュピーゲル氏
Youtube/Snapchat
SnapのCEOのエヴァン・シュピーゲル氏が「Snapchatは金持ちだけのもの」で「インドやスペインのような貧しい国々を相手にしたくない」と発言したとする報道に対して、同社は全面否定した。
2015年に数週間ほど同社のアプリの普及促進担当を務めたアンソニー・ポンプリアーノ氏が最近、裁判所へ提出した訴状によると、2015年9月のアプリの海外展開に関するミーティングで、シュピーゲル氏がこのような発言を行ったという。
米エンターテイメント情報誌Varietyや多くの放送局が、シュピーゲル氏の「発言」を取り上げると、グーグルとアップルのアプリストアに批判コメントや星1つの低評価レビューが殺到。Snapchatの評価は急落した。
Snapchatに対する1つ星レビュー(Google Playストア)
Screenshot
インドに対する反感が大きいカシミールでは、たくさんの人がSnapchatをインストールしたよ。CEOが貧しいインドを「けなして」くれたってね。
僕はとても貧乏だからSnapchatをアンインストールした。でも、しばらく楽しませてくれたことには礼を言うよ。エヴァン・シュピーゲルもSnapchatも、インドにちょっかいを出すのはやめてくれ。
Snapの広報担当者は16日日曜日(現地時間)、Business Insiderやインドの報道機関に対し、「馬鹿げている」と語った。
「Snapchatが全ての人のためのものであることは、分かりきったことです。 世界各地で無料ダウンロードができるのですから。問題の発言は元従業員の逆恨みから生じたもので、当社はインド、そして世界中のスナップチャット・コミュニティーに深く感謝しています」
source:Twitter、Google play ストア、YouTube
(翻訳:十河亜矢子)