いい加減にして! 旅先で旅費を"物乞い"するバックパッカーが、東南アジアの国々を悩ませている

バンコク

タイの首都バンコク。

aluxum/Getty Images

  • ベッグパッキング(Begpacking)」が問題になっている。若い旅行者が、自分の旅を続けるために現地の人々にお金をせがむ行為だ。
  • 香港バリ島では、当局がベッグパッカーを厳しく取り締まっている。ガーディアンによると、こうしたベッグパッカーの多くは旅行好きの若い欧米人だ。
  • 多くの旅行者が、通りで大道芸を披露したり、写真を売るなどしてお金を稼いでいるといい、入国管理当局や地元の人々の批判を招いている。

一部の旅行者たちが、低予算の旅行を新たなレベルへと引き上げている。

ガーディアンによると、タイやインドネシアといった東南アジアでは、当局が「ベッグパッカー」を厳しく取り締まっている。ベッグパッカーの多くは若い欧米人で、自分の旅を続けるために現地の人々にお金をせがんでいる。通りで写真を売ったり、歌を披露する者もいれば、シンプルに施しを求める者もいるという。

こうしたベッグパッカーにお金を渡している地元の人々は、彼らより貧しいことが多い。

香港では、大道芸に関する新たな法によって、ストリート・パフォーマーが追い出された。騒音に対する苦情がその主な理由だという。サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、ベッグパッカーは3年前から、駅の外や歩道橋、歩道など、街のいたるところにいる。

インドネシアのバリ島も、地元の人々に自分の旅行費用を"物乞い"する外国人を取り締まっている。サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、ングラ・ライ国際空港の入国管理当局の職員は、お金を使い果たした、もしくは物乞いのふりをした観光客は自国の大使館に送られることになると話している。

ベッグパッカーの取り締まりは、ストリート・パフォーマーにも影響を及ぼしている。こうしたパフォーマーの1人、日本人のナガヤマ・トモヤさんは、香港で大道芸はもうやらないと、サウスチャイナ・モーニング・ポストに語った

「警察に通報されました」

「香港の多くの高齢者がわたしを軽蔑しているからだと思います —— わたしだけじゃないですね、香港の大道芸人のこともでしょう」

[原文:Millennial backpackers are begging for money from locals in Southeast Asia to fund their travels, and police have had enough]

(翻訳、編集:山口佳美)

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