ジャクソンの町から車で約25分、砂利道沿いにある。
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- オンラインガイドブック「アトラス・オブスキュラ(Atlas Obscura)」によると、ワイオミング州ジャクソン・ホールにあるくたびれた小屋が、アメリカで最も「インスタ映え」する小屋と呼ばれている。
- 小屋はグランド・ティトン国立公園内にあり、印象的なティトン山脈を背にしている。
- 筆者は最近、この有名な小屋を訪れた。だが、一体なぜそれほど人気なのか分からなかった。
- 小屋とその周辺は美しいが、いい写真を撮ろうとすると大勢の人がいなくなるのを待たねばならないし、周辺にたくさんある他の小屋や景色と何が違うのか分からなかった。
ワイオミング州にあるグランド・ティトン国立公園内の砂利道沿いに、とても有名な小屋がある。この小屋は、アメリカで最も「インスタ映え」する小屋と呼ばれている。
グーグルの画像検索で「Jackson Hole」と検索すると、その小屋を見ることができる。インスタグラムで小屋のある「Mormon Row Historic District」をスポット検索すると、何千もの投稿が見つかる。また、近くに、アメリカで2番目にインスタ映えしそうな小屋が見つかるかもしれない。
そして、Flickrで「barn jackson hole」と検索すると、四季折々、日の出や夕日、あらゆる天候での数え切れない写真を見ることができる。
このT・A・モールトンの小屋は、1908年にこの地に入植したT・A・モールトン農場の一部で、長年写真家たちを引き付けてきた。
「私が思うに、絵のように美しい小屋はたくさんあるだろうが、グランド・ティトン国立公園内ではただ1つ」と地元の経営者で写真家のジェシー・ライアン(Jesse Ryan)氏はBusiness Insiderに語った。
「小屋と周囲の風景、ティトン山脈、太陽の軌道との位置関係で、常に美しい写真を撮ることができる。美しい小屋はたくさんあるが、この小屋は極めて簡単に、特別な写真を撮影できる」
2016年5月、ナショナルジオグラフィックのインスタグラムがこの小屋を投稿して、14万1000以上の「いいね!」を獲得した。
小屋の前でインフルエンサーの写真のようなポーズをとる人もいる。
家族写真を撮る人も。
ジャクソン・ホールに行った際に、この小屋の何がすごいのかを確かめてきた。見てみよう。
ワイオミング州ジャクソン・ホールにあるくたびれた小屋が、アメリカで最も「インスタ映え」する小屋と呼ばれている。写真を撮る人が世界中から訪れ、小屋の写真はインスタグラムに溢れている。
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ジャクソン・ホールに行き、何がすごいのか自分の目で確かめることにした。
ティトン山脈。
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ムースの町を過ぎたところでハイウェイから外れ、約5分後、砂利道に入った。
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グーグル・マップがT・A・モールトンの小屋を示す場所に着いた。他の人も同じことを考えていた。
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車を降りて進むと、有名な小屋が見えた。
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だが、ひとり占めにはできなかった。
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2組が去ったかと思うとまた別の家族が現れて、小屋の前で写真を撮り始めた。
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ようやく、有名な小屋を邪魔されることなく見ることができた。だが、そう思ったのも束の間、写真を1、2枚撮ると、すぐにまた別のグループが現れた。
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(翻訳:Ito Yasuko、編集:Toshihiko Inoue、増田隆幸)