ウォーレン・バフェットは毎朝、何を読んでいるのだろうか?
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成功者は「何を読むか」の重要性を知っている。
「投資の神様」ウォーレン・バフェットは、1日の80%を読書にあてている。アメリカ大統領のドナルド・トランプはニュースの消費に「貪欲」で、朝6時に起きると、テレビをチェックし、ニューヨーク・ポストやニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナルといった新聞を紙で読んでいるという。AP通信によると、右派メディア「ブライトバート(Breitbart)」も読んでいるようだ。
では、こうした影響力の大きい人々は朝起きて、まず初めにどんな情報源をチェックしているのだろうか?
見ていこう。
(敬称略)
ウォーレン・バフェットは、複数の全国紙と地方紙で1日を始める
Rick Wilking/Reuters
ビリオネアの投資家バフェットは、ウォール・ストリート・ジャーナル、フィナンシャル・タイムズ、ニューヨーク・タイムズ、USAトゥデイ、オマハ・ワールド・ヘラルド(Omaha World-Herald)、アメリカン・バンカー(American Banker)を毎朝読んでいると、CNBCに語った。
骨の折れそうな量だ。
アメリカ大統領のドナルド・トランプは、「オンライン」より「紙」が好き
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トランプは読書家ではない。
ただ、定期的に本は読まないが、ニュースは古典的な方法で手に入れている。「紙」だ。ポリティコによると、部下がニューヨーク・ポストやニューヨーク・タイムズといったさまざまな新聞から記事を集めているという。トランプのために記事をプリントアウトすることもあるという。大統領は自分が読んだものに下線を引いたり、星印や丸印を付けるのが好きなようだ。
そして、どんなものを読むにせよ、トランプは自分自身について書かれたものをチェックする。ロイターによると、ブリーフィングでは側近が最大限、大統領の名前を文書に入れ込むようにしていると報じた。「彼の名前が出てくれば、読み続けてくれるから」だという。
マーク・ザッカーバーグは当然、フェイスブックで1日をスタート
フェイスブック(Facebook)の共同創業者でCEOのザッカーバーグは、朝まず初めにすることは携帯電話をチェックすることだと話している。ベッドから出る、バスルームを使う、コンタクトレンズを入れる前に、だ。
ザッカーバーグはフェイスブックを見ることから始めると言い —— 「世界で何が起きているか知りたいんだ」 —— 、次にメッセンジャーとワッツアップ(WhatsApp)でメッセージをチェックする。「何事もない日なら、恐らく2、3分で終わる」
ビル・ゲイツは複数の全国紙を読んで、ニュースをチェック
Chip Somodevilla / Getty
マイクロソフトの共同創業者であるゲイツは、さまざまなテーマに関する日々のニュースをチェックする。
Fox Businessのインタビューによると、ゲイツはウォール・ストリート・ジャーナル、ニューヨーク・タイムズ、エコノミストを最初から最後まで読むという。
ハワード・シュルツは、朝の読み物の習慣を25年間続けている
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スターバックスの元CEOハワード・シュルツは2006年、毎朝5時から5時半の間に起きて、コーヒーを作ったあと、シアトル・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ニューヨーク・タイムズを手に取ると、CNNMoneyに語った。彼はこれを20年以上続けているという。
リチャード・ブランソンは朝5時に起きて、読み始める
Rick Wilking/Reuters
「世界の大半がログオンする前の静かな時間が、ニュースをチェックし、メールの返信をするのに最高の時間だと気付いた」と、ヴァージングループの創業者リチャード・ブランソンは書いている。
ウォルト・ディズニーのCEO、ボブ・アイガーは読み物をするために、ものすごく早起きをする
Michael Tullberg/Getty Images
Incによると、ボブ・アイガーは読み物と運動のために、恐ろしく早起きをしている。
朝4時半に起床し、新聞を読み、メールをチェックし、しばしネットサーフィンをすると、2009年のニューヨーク・タイムズのインタビューで語っている。
[原文:What 13 highly successful people like Warren Buffett and Donald Trump read every morning]
(翻訳、編集:山口佳美)