卒業生に“超富裕層”が多いアメリカの大学トップ20

• どの大学に通うか次第で、稼ぎが決まるかもしれない。
• Wealth-Xは最新のレポートで超富裕層の卒業生が多いアメリカの大学トップ20を発表した。
• アイビーリーグ、私立大学、そしてカリフォルニア州の大学がリストの大部分を占めた。

正しい大学を選ぶことが、富への近道になるかもしれない。

Wealth-Xは、新しいレポート｢2019年 超富裕層大学卒業生ランキング （The University of Ultra High Net Worth Alumni Rankings 2019）｣で、超富裕層の卒業生が多い、アメリカの大学トップ20を発表した。レポートでは、大学教育と保有資産の関係を調べるために、Wealth-Xのデータベースを分析している。

Wealth-Xは、各大学で学位を取得したと知られている超富裕層の人数を調べ、全世界の超富裕層の人数と卒業生の数から、超富裕層卒業生の推定人数を算出した。

Wealth-Xは超富裕層卒業生の定義を、3000万ドル（約33億円）以上の資産を持ち、その大学の学部もしくは大学院で学位を取得した人としている。

トップ20にはアイビーリーグの大学が6校入り、また私立大学が多くを占めた。州別ではカリフォルニア州が最も多く、4つの大学が入った。

もちろん、お金を稼ぐ能力は、大学だけで決まるわけではない。専攻、仕事の分野や業界など、さまざまな要因が関係する。

そして、あなたがどんな大学に通っていようと ── あるいは大学に通っていなくても、富を築くことはできる。

ハーバード大学を中退したビル・ゲイツ、大学に通ったことがないリチャード・ブランソンを考えてみてほしい。

超富裕層を生み出すことで知られるアメリカの大学トップ20を見てみよう。ランキングは超富裕層の卒業生の人数順になっている。

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［原文：The top 20 US universities with the wealthiest alumni, ranked］

（翻訳：一柳優心、編集：Toshihiko Inoue、増田隆幸）