8月8日から、アメリカ全国のバーガーキング7000店舗でインポッシブル・ワッパーが購入できる。
Burger King
- バーガーキングは8月8日(現地時間)から、アメリカ国内7000店舗で代替肉を使った「インポッシブル・ワッパー」を販売する。
- これに先駆けて行われた試験販売はうまくいったが、一部店舗ではインポッシブル・フーズ社製の植物ベースの代替肉が不足した。
- インポッシブル・ワッパーの全国販売は期間限定だ。ただ、客の反応によっては固定メニューになる可能性もある。
- バーガーキングのプレジデント、クリス・フィナッツォ(Chris Finazzo)氏は、同社が他の植物ベースの代替肉も「模索している途中」だと語った。だが、それは「開発のかなり初期の段階」だという。
バーガーキングは8月8日から、アメリカ国内7000以上の店舗で代替肉を使った「インポッシブル・ワッパー」を販売する。
一部店舗での4カ月に及ぶ試験販売が成功し、バーガーキングは植物ベースの代替肉を使ったこのハンバーガーをアメリカ全土で販売することを決めた。
インポッシブル・ワッパーの販売は期間限定だが、同社のプレジデント、クリス・フィナッツォ氏は、未来は変わるかもしれないとBusiness Insiderに語った。
「わたしたちの固定メニューの座を獲得しない理由は見当たらない」
フィナッツォ氏は、バーガーキングでは、固定メニューは客のフィードバックによって決まると言い、これまでのところ、インポッシブル・ワッパーに対する評価はおおむねポジティブなものだと話した。試験販売の段階でその需要は高く、一部店舗では代替肉が不足したという。
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ただ、フィナッツォ氏は今後、バーガーキングで同様の不足が起こるとは考えていない。
「(インポッシブル・ワッパーが)どのように売れるかは良く分かっている。最終的には、大手メーカーから商品を手に入れたい」
インポッシブル・ワッパーの全国販売は、一般消費者に"植物ベースの代替肉"という選択肢を手の届くものにしたいというバーガーキングの計画の第一歩だ。
フィナッツォ氏はまた、同社が他の植物ベースの代替肉も「模索している途中」だと語った。だが、それは「開発のかなり初期の段階」だという。
アメリカでは8月8日から9月1日まで、客はインポッシブル・ワッパーを食品デリバリーの「ドアダッシュ(DoorDash)」を通じて配達料ゼロで注文することができる。また、この期間中はインポッシブル・ワッパーとオリジナルのワッパーを食べ比べできる「インポッシブル・テイスト・テスト」が、ドアダッシュもしくはバーガーキングのアプリから7ドル(約750円)でオーダー可能だ。
(翻訳、編集:山口佳美)