世界の空を飛んでいる巨大航空機たち

エアバスA380-800

Emirates

  • 航空会社は、大型機を使ってフライト数を減らすのではなく、より小型の機体でフライトを増やす傾向にある。だが、史上最大の旅客機は今も飛び続けている ── そして、今後も飛び続ける。
  • 同時に、超大型貨物機、民間の専用航空機、そして軍用輸送機も世界中の貨物や装備の輸送に欠かせない。
  • 広くて快適なA380から、無駄が削ぎ落とされ革命的なストラトローンチまで、現役の巨大航空機を見てみよう。

ここ5年ほどの間に、世界の航空会社は、長距離フライトにはより小型の機体の方が適していると考えるようになった。

だが、世界の巨大航空機がすぐに姿を消すことはない。

これまでに作られた大型旅客機は今後も飛び続ける予定、貨物機や軍用輸送機は、全長、翼長、そして重量で大型化を進めている。

これらの航空機は、現代のエンジニアリングの粋を結集したもの。

航空機の部品を運ぶための専用の航空機から、史上最も多くの乗客を乗せることができる2階建て旅客機まで、現代の空を彩る、巨大航空機を見てみよう。

アントノフ An-225 ムリーヤ

アントノフ An-225 ムリーヤ

Popsuievych/Shutterstock

世界最大の航空機で、製造は1機のみ。初飛行は1988年12月、今も現役。

スケールド・コンポジッツ モデル351 ストラトローンチ

スケールド・コンポジッツ モデル351 ストラトローンチ

スケールド・コンポジッツ モデル351 ストラトローンチ

Reuters

珍しいデザインの航空機。6基のエンジン、双胴、そして史上最長の約120mの翼を持つ。

初飛行は2019年4月、軌道へ向かうロケットの空飛ぶ打ち上げ台となる。

エアバス A330-743L ベルーガXL

エアバス A330-743L ベルーガXL

Airbus

A330-743L、通称「ベルーガXL」はエアバスA330-200がベース。航空機の部品など、特大の貨物を運ぶために大幅に改造されている。初飛行は2018年7月、2020年までに定期運航を開始する予定。

エアバス A300-600ST ベルーガ

エアバスA300-600ST ベルーガ

Skycolors/Shutterstock

エアバスA300-600ST(Super Transporter)、通称「ベルーガ」。前述のベルーガXLは老朽化したベルーガの後継機。初飛行は1994年9月、製造された全5機は今も現役。ベルーガXLより若干短くて狭く、XLよりも積載量は小さい。

エアバス A380-800

エアバス A380-800

Emirates

ボーイングの有名な747ジャンボジェットに対抗して作られた、史上最大の旅客機。座席のレイアウト次第で最大約850人が搭乗可能だが、通常は約575人程度。

2007年に就航開始。「ハブ・アンド・スポーク」方式が未来の航空機の旅の主流になると考えたエアバスの賭けだった。

だが、航空会社は、より小型で燃費の優れた機体を使って、より多くの直行便を運行するようになった。エアバスは2021年までにA380の生産を終了すると発表した。

ボーイング 747-8

ボーイング 747-8

Suparat_C/Shutterstock

747-8は愛すべきボーイング747の、最新かつ最大の派生モデル。初飛行は2010年、貨物便の就航は2011年、旅客便の就航は2012年。3クラス構成の座席の場合は最大467人を乗せることができ、航続距離は約1万4800km以上。

アントノフ An-124

アントノフ An-124

abdul hafiz ab hamid/Shutterstock

通常、貨物機や軍用機として使われる。初飛行は1982年、量産された機体としては史上最大。

アントノフ An-22

アントノフ An-22

Media_works/Shutterstock

初飛行は1965年。これまでに製造されたターボプロップ機の中で最大。民間貨物機や軍用輸送機として使われ、わずかに数機が今も、主にロシア空軍で使用されている。

エアバス A340-600

エアバス A340-600

Vytautas Kielaitis/Shutterstock

エアバスのワイドボディ4発機、A340の派生モデル。2010年までは世界最長の民間航空機だったが、ボーイング747-8にその座を奪われた。初飛行は2001年。3クラスの座席構成で379人の乗客を乗せることができる。

ボーイング 747 ドリームリフター

ボーイング 747 ドリームリフター

Boeing

747-400の機体を改造し、拡張したもの。ボーイング787の部品をサプライヤーから同社の組立工場に輸送するために使われる。

ロッキード C-5 ギャラクシー

ロッキード C-5 ギャラクシー

achinthamb/Shutterstock

1968年に初飛行した軍用輸送機。世界中で軍の作戦をサポートし、また人道支援、避難活動などに使われている。

ツポレフ TU-160

ツポレフTU-160

ID1974/Shutterstock

ロシア空軍の爆撃機。輸送機を除き、現役機では最大かつ最重の軍用機。初飛行は1981年だが、1987年まで就役しなかった。



[原文:These are the biggest airplanes in the world today — including one that can carry as many as 850 passengers

(翻訳:Ito Yasuko、編集:Toshihiko Inoue、増田隆幸)

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