tenki.jpが10月11日12時5分に発表した台風19号情報より。
出典:tenki.jp
関東地域に上陸する可能性が依然として強い台風19号。気象庁は上記のとおり注意喚起をうながす見通しを発表している。
11時時点の発表資料では、「12日夕方から夜にかけて、非常に強い勢力を保ったまま東海地方または関東地方に上陸」する見込みとしている。
各社が提供する防災情報や天気情報などの各種アプリ・サービス6つをまとめた。
(※本記事は、8月14日に掲載した内容をベースに、最新情報を追記・アップデートして再掲しています)
Twitterアカウントをフォローするだけ。防災速報「特務機関NERV」
「特務機関NERV」のアカウント。Twitter上で情報発信をすることで、直近の履歴を追いやすいほか、デバイスを選ばず情報取得できるメリットがある。
撮影:伊藤有
根強い人気を持つアニメ作品「新世紀エヴァンゲリオン」の作中に登場する組織「特務機関NERV」(ネルフ)を名乗る、公認・非公式Twitterアカウント。情報の信頼性と、速報の速さで知られる。2010年2月に開設し、現在のフォロワー数は74.9万。
親しみやすい人気アニメの世界観を使ったアカウントだが、裏側を支える防災関連の情報取得ソースは大手サービス並みの体制をとっている。
気象庁にある気象業務支援センターから専用線をひき、地震、津波、火山といった速報のほか、台風情報や特別警報、土砂災害といった警戒が必要な気象情報を配信。Lアラート、Jアラートといった政府系の速報配信のほか、NHKニュース速報などの文字情報を活用した配信も行う。
アカウント運営は、情報セキュリティーベンチャー、ゲヒルン社の石森大貴代表が個人プロジェクトとして運営している。
■「特務機関NERV」のTwitterアカウントはこちらからフォロー
新登場アプリから定番まで。防災アプリに迷ったら、まずコレ
「特務機関NERV防災アプリ」
「特務機関NERV防災アプリ」。雨雲レーダー機能で台風を表示したところ。
撮影:伊藤有
前述のTwitterアカウントの運営者が9月1日防災の日に合わせてリリースした最新の防災アプリ。通知の速さに強いこだわりをもって設計されており、気象庁情報が配信されてから防災情報として表示されるまでの時間は「気象庁の公式ページより掲載が速い」ほど。
アプリをリリースするに至った背景は9月1日掲載のインタビュー記事で詳細に描いている。なお、アプリは現状iOS版のみとなっている。
「Yahoo!防災速報アプリ」
Yahoo!防災速報の画面。
ヤフーが提供する防災速報アプリ。緊急地震速報、豪雨予報などのほか、最大3地点の情報を通知可能。東京と帰省先、旅行先などを登録できる。
Jアラート、Lアラート情報にも対応している。無料アプリ。受け取れる情報の一覧はコチラから。
【Android】Google Playでのダウンロードはこちらから
防災情報と組み合わせて使いたい「天気情報アプリ」3種
これら防災アプリと合わせて、天気情報アプリを組み合わせることで、この先の気象情報の把握に役立てられる。
定番の天気情報アプリ「Yahoo!天気」
1時間ごとの天気情報も確認できる。
出典:Yahoo!天気アプリからキャプチャー
数時間先の気象予測を見られる雨雲レーダーや、台風の進路予報、5日間予報などが見られる「台風モード」も搭載する無料の天気アプリ。
【Android】Google Playでのダウンロードはこちらから
降雨情報、雨通知が支える「アメミル」
5分更新のリアルタイムの「降雨情報」、現在地の1時間以内の降雨予報をしらせる「雨通知」機能などをもつ定番天気アプリ。
アメミルアプリからキャプチャー
5分更新のリアルタイムの「降雨情報」、現在地の1時間以内の降雨予報をしらせる「雨通知」機能などをもつ定番天気アプリ。月額120円の有料課金を行うと、この先15時間の雨量予測などが使えるようになる。
【Android】Google Playでのダウンロードはこちらから
日本気象協会の公式アプリ「tenki.jp」
出典:tenki.jpアプリからキャプチャー
日本気象協会公式の天気予報専門の無料アプリ。予報情報だけではなく、気象予報士による天気解説のほか、台風情報なども配信している。
【Android】Google Playでのダウンロードはこちらから
(文、写真・伊藤有)