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- 日本の政府専用機として使用されたボーイング747-400が売り出されている。
- それは普通のボーイング747ではない。ベッドルームやシャワー、オフィスなどVIP用の豪華な設備が整っている。
- 2800万ドルで販売中のジャンボ・ジェットの内部を見てみよう。
もしあなたが、VIP仕様のプライベート・ジャンボ・ジェットを探している稀有な人物なら、今こそ購入するときかもしれない。
なぜなら、信じられないほどユニークな飛行機が販売中だからだ。最近まで日本の政府専用機として使われていた機体だ。
そのボーイング747-400は、航空機情報サイトのControllerで2800万ドル(約30億円)で売り出されている。CNNによると、その飛行機は日本の皇族や総理大臣、世界中のVIPたちを乗せてきた。機体は改造されていて、ベッドルームやオフィス、ラウンジ、シャワーなど豪華な設備が整っている。
VIPのための豪華なエリアに加え、ビジネスクラスとエコノミークラスの座席があるが、定員は通常の747に比べるとずっと少なくて85人しか乗れない。商業用の747-400は3クラス構成で416人、全席エコノミーだと650人以上を輸送できる。
この飛行機は1991年に作られたが、飛行時間は比較的短い。機体の目録によると、記録された飛行時間はわずか1万6332時間だ。
日本の航空自衛隊によると、2機が存在し1機は予備として使われた。現在は2機とも引退していて、ボーイング777-300ERが新しい政府専用機となっている。売出し中の機体は、競売でエコネコル社が落札し、7月に航空機の売買やリースを行うアメリカの会社、CSDS Aircraft Sales and Leasingに売却された。
現在売出し中の、とても珍しくて豪華な元日本政府専用機の内部を見てみよう。
日本の政府専用機として使用されたボーイング747-400。
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元の機体は1991年に作られているが、これは普通の747ではない。
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シャワー付きのベッドルームがあり、
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そのほかにもラウンジや、
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オフィス、
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スタッフ用の会議室もある。
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ビジネスクラスとエコノミークラスの座席も。
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搭乗できる乗客はわずか85人だ。通常の747-400は3クラス構成で416人。
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この飛行機は“たった”2800万ドルで手に入る。もし興味があるなら、今が買うチャンスだ。
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[原文:The Japanese Air Force One is up for sale for a cool $28 million — take a look inside]
(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)