配車サービスのドライバーにとって一番つらいこと

配車サービスのドライバーにとって一番つらいこと

Jeffrey Greenberg/Universal Images Group via Getty Images

  • ウーバーリフトのドライバーに、仕事をする上で最も辛いことについて聞いた。
  • 想像通り、長時間ずっと座っていることや、おしゃべりができる同僚がいないことはつまらないという。
  • ドライバーは、他の仕事では見過ごしてしまうような、街に対する独特の視点を持っている。ドライバーたちの意見を聞いてみよう。

ウーバー(Uber)やリフト(Lyft)といった配車サービスの仕事は客を乗せて目的地に届けることで、表面的にはシンプルに思える。

だがドライバーとして稼ぐことになると、最高の評価を保ち、できる限り多くのチップを得るためにやるべき仕事は多い。

仕事する上で最も辛いことについて、ドライバーに聞いた。ウーバーやリフトのドライバーとして働くことは、融通が利く面もあるが、多くのドライバーは長時間座っていることや、交流できる同僚がいないことに不満を感じている。何よりも、最も稼げる時間帯に、いつも都合がいいとは限らない。

ドライバーたちの答えを聞いてみよう(プライバシー保護のため、苗字は省いた)。


話し相手がいない

話しかける人がいない

Chris J. Ratcliffe/Bloomberg via Getty Images

「私にとって一番辛いのは、他のドライバーと仲良くなれないこと」。ラスベガスのドライバー、マイケルはBusiness Insiderへのeメールにそう記した。「彼らは私のライバル。彼らの幸運を願ってはいる。ただし、私の儲けを奪われない範囲で」

「他のドライバーとコミュニケーションを図ることがないので、運転中はさびしくなる。ラスベガスで運転していると気分が晴れないことがある。乗客は休暇を楽しむ観光客なので、運転していて辛くなるから」

運賃の見当がつかず、収益計算が難しい

料金の見当がつかず、収入の計算が困難

Drew Angerer/Getty Images

「実際にはどれだけの料金を受け取ったのか調べると、乗客が支払った料金のうちのわずかな額だとわかる。その時が一番辛い」。シカゴのドライバー、ケビンはBusiness Insiderのインタビューに答えた。

「例えば、先週乗せた客にどれだけの料金を請求されたのか聞くと12ドルという答えだった。私が受け取ったのは6.5ドル。知らない方がよかった」

家族から長時間離れる

家族から長時間離れて仕事しなくてはならない

Spencer Platt/Getty Images

「私にとって最も辛いのは、寒い日や休日に働かなくてはならないこと。そんな時は家で家族と暖かく過ごしたいのに」とカンザスシティのドライバー、スティーブンはeメールで答えた。

「だけど、そんな日は働くのにうってつけ。多くの人が移動手段を求めているから、稼ぎ時だ」

車をきれいに保つには体力がいる

車を清潔に保つには体力がいる

Robert Galbraith/Reuters

「乗客にはいい気分になってほしい。いい気分になるとさらにチップがもらえるから」とボストンのドライバー、レイがBusiness Insiderのインタビューに答えた。

「だが私はもはや若くない。車に掃除機をかけ、シートのホコリを落とすといった手入れをすると、この頃は背中が傷むようになってきた。だからSUVの購入を検討している。それだと車高が少し高いから」

レーティング・ゲームは終わらない

決して終わらないレーティング・ゲーム

Mike Coppola / Staff/Getty Images

「詐欺師への対処が一番きつい。相手は1マイルの乗車で星1つを付ける連中だけじゃない」とポートランドのドライバー、ステファンは、Business Insiderへのeメールに記した。

「数週間前、ウーバーから連絡があり、私が事故に遭ったようだが大丈夫か聞いてきた。乗客の1人が、迎えに来た私に足をひかれたとクレームをつけてきたらしい。だが私の疑いは晴れた。そもそもすべてが作り話なのだから」

ストリートの悲しい光景を目にする

車内でアプリ操作

Mike Coppola / Getty Images

「精神的に最も辛いのは、サンフランシスコではドラッグでフラフラになったジャンキーを目にすること」と、オースティンはBusiness Insiderのインタビューに答えた。

「私はここで育った。薬物利用はこれまでもひどかったが、今ほど悲惨な状況は見たことがない。サンフランシスコがドラッグを合法化してからは、どこもひどい有様。街角の子どもまでが注射針を持っているのを見ると、胸が張り裂けそうになる。ウーバーと関係ないことは分かっているが、ドライバーは誰よりもストリートを見る機会があるんだ」

[原文:Uber and Lyft drivers reveal the hardest parts of their jobs

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

ソーシャルメディアでも最新のビジネス情報をいち早く配信中

あわせて読みたい

Popular

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み