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ホワイトハウスの普通じゃない7つの仕事とその給料

エグゼクティブ・パティシエ

エグゼクティブ・パティシエは有名なジンジャーブレッドハウスの製造を任されている。

ImageCatcher News Service/ Getty

  • ホワイトハウスにはいくつかの変わった仕事がある。
  • カリグラフィー専門の部署では、招待状、メニュー、証書が手書きされている。また、速記をする部署もあり、大統領のすべての言葉が記録されている。
  • 他にも世界的に有名なジンジャーブレッドハウスを作る人や、夜間に大統領を住居まで送り届ける人も雇っている。

世界には、その存在すら知られていない奇妙な仕事がある。それはホワイトハウスも同じ。トランプ政権下のホワイトハウスでは、400人以上が雇用されているが、その中のいくつかの仕事はとにかく変わっている――だがそのほとんどはなかなかの高給だ。

7つの特に風変わりなホワイトハウスの仕事を、給与が高い順に紹介しよう。

「ボディ・マン」は大統領を補佐し、常に大統領の動きに目を配っている。夜間に大統領を住まいまで送り届けることも仕事のうち。

トランプ大統領の前任のボディ・マン、ジョーダン・カレム(Jordan Karem)。

トランプ大統領の前任のボディ・マン、ジョーダン・カレム(Jordan Karem)。

SAUL LOEB/ Getty

大統領の身の回りのことを補佐をする特別なアシスタントは「ボディ・マン」と呼ばれている。あらゆる面で助手のように大統領の日常生活を支える。多くの場合、朝一番に大統領に挨拶するのも、夜間に大統領を送っていくものボディ・マン。彼は大統領の外遊にも随行し、 新聞、資料、さらにはペンまで、大統領が必要とするものすべてを用意する、頼りになる人物だ、とPoliticoが報じた。

トランプ大統領の最初のボディ・マン、ジョン・マッケンティー(John McEntee)の2017年の給与は、11万5000ドル(約1200万円)


速記者は大統領の行くところについて回り、彼の発するすべての言葉を記録する。

オバマ前大統領時代の速記者、ベック・ドーリーステイン。

オバマ前大統領時代の速記者、ベック・ドーリーステイン。

Saul Loeb/ Getty

ホワイトハウスの速記者は、大統領のすべての言葉を記述するのが仕事。特に記者会見や公式発表での役割は重要だ。バラク・オバマ前大統領の速記者を務めたベック・ドーリーステイン(Beck Dorey-Stein)は、大統領の言葉を一言漏らさず聞くために「ストーキング」しなくてはならなかったと、公共ラジオのNPRに語った。記録は大統領図書館に提出され、「誤解や混乱」がないことをチェックする。

トランプ政権下の速記ディレクターの年収は、9万5500ドル(約1020万円)。

特別な招待状を手書きするためだけに、ホワイトハウスでは数人のカリグラファーが雇われている。

ホワイトハウスからの招待状。

ホワイトハウスからの招待状。

The Washington Post/ Getty

ホワイトハウスには1860年代からカリグラフィー専門の部署があり、大統領のために、招待状やメニュー、証書、文書、手紙を手書きすることに専念している。カリグラファーは、特定の文化やゲストに合わせて文字の書体やシンボルをデザインすることも専門としている。

トランプ政権下でのチーフ・カリグラファーの年収は、9万4400ドル(約1000万円)。

大統領通信局は、大統領に送られた手紙に返信することに専念している。

大統領への手紙。

大統領への手紙。

The Boston Globe/ Getty

ホワイトハウスには、一般市民からの何千もの手紙や電子メールが毎日届く。オバマ政権下で大統領通信局のライターのディレクターを務めたフィオナ・リーブス(Fiona Reeves)は、毎日200から400通の手紙を読まなくてはならなかったという。1日の終わりに大統領へのブリーフィングに加えるために、10通の手紙を選ぶことも求められていた。他の手紙については、オバマ前大統領の代理として返信する必要があった。

トランプ政権下での大統領通信局ライターのディレクターの年収は7万2700ドル(約770万円)だ。


記録管理アナリストのただ1つの目的は、重要な文書を整理すること。

トランプ大統領と保管すべき文書。

保管すべき文書。

Spencer Platt/Getty Images

職務記述書によると、記録管理アナリストはホワイトハウスに持ち込まれる文書を分析し、入念に読み込み、仕分けを行う。また「大統領府および連邦政府の行政官庁や部局内」で、それらの文書を追跡することも求められる。

トランプ政権下での記録管理アナリストの年収は6万6900ドル(約712万円)。

ホワイトハウスに専属シェフがいることはよく知られているが、ジンジャーブレッドハウスの作成に専念するパティシエもいる。

前エグゼクティブ・パティシエ。

前エグゼクティブ・パティシエ。

SAUL LOEB/ Getty

現在のエグゼクティブ・パティシエのスーザン・モリソン(Susan Morrison)は、1日の大半をパイや小さな焼き菓子を作ることに費やしていると、Oprah Magazineに語った。

さらに、毎年クリスマスに作られる有名なジンジャーブレッドのホワイトハウスについては、年中考えているという。11月になるとジンジャーブレッドハウスの製作が彼女の主な仕事になる。これはホワイトハウスのステートダイニングルームで披露され、6万人が目にする。

モリソンの年収は公開されていないが、料理長の年収は通常5万2160ドル(約550万円)。

Military social aidesは、ホワイトハウスに訪れるVIPを迎え入れ、会話やダンスの相手をボランティアで行う。

ゲストを案内するMilitary social aide

ゲストを案内するMilitary social aide

The Washington Post/ Getty

Military social aidesは軍人が担当する。ホワイトハウスで開催される式典等に参加し、ゲストが居心地よく過ごせるようするのが主な仕事。その歴史は1902年にさかのぼり、彼らは必要であればダンスでゲストを楽しませ、ちょっとした会話を提供し、大統領とのスムーズな会話をサポートする。

Military social aidesは伝統的にボランティアで行われている。

[原文:7 unusual jobs people have in the White House — and what they pay

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

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