「ナイキやアディダスとは競っていない」プーマのCEOが語る

プーマ旗艦店

8月29日、マンハッタンにオープンしたプーマの旗艦店。

Shoshy Ciment/Business Insider

  • プーマ(Puma)がスポーツウェア業界で伸びている。
  • 同社は2019年第2四半期の売り上げが15.7%増えたと報告し、8月29日(現地時間)にはマンハッタンの5番街に新たな旗艦店をオープンした。
  • アディダス(Adidas)やナイキ(Nike)といった大手にリードされてはいるものの、プーマのCEOビヨン・グルデン(Bjorn Gulden)氏は、「全てのブランドと競うことが自分の仕事だとは思わない。消費者にとって良いブランドであろうとすることが、わたしの仕事だ」とBusiness Insiderに語った。

プーマは他の大手アスレティック・ブランドより小さいかもしれない。だが、大きく成長している。

同社の2018年の業績は非常に素晴らしく、2019年第2四半期の売り上げは15.7%増えた

NPDグループのバイスプレジデントでシニア・インダストリー・アドバイザーのマット・パウエル(Matt Powell)氏は8月の初め、「大手に比べてまだまだ小さいが、間違いなく一部の消費者を引き付けている」と Footwear Newsに語った

伸びているとはいえ、プーマはまだまだナイキやアディダスといった業界大手にリードされている。プーマはこうした競合他社に比べると売り上げは少ないが、幹部はさほど心配していないように見える。

CEOのビヨン・グルデン氏は、マンハッタンの5番街に8月29日にオープンした新しい旗艦店で、「全てのブランドと競うことが自分の仕事だとは思わない」とBusiness Insiderに語った。「消費者にとって良いブランドであろうとすることが、わたしの仕事だ」という。

他の幹部も同じ意見だ。

北米社長のボブ・フィリオン(Bob Philion)氏は、ナイキやアディダスといったプーマよりも大きなブランドについて「わたしたちは、ああしたブランドとは違うレーンでプレーしていると考えている」と語っている。

ボブ・フィリオン氏

プーマの北米社長、ボブ・フィリオン氏。マンハッタンの新しい旗艦店は、プーマをより良い企業にしてくれるだろうと語った。

Shoshy Ciment/Business Insider

プーマの競合他社との違いについてフィリオン氏は、区分けがあいまいになりつつあるスポーツ・アパレルとライフスタイル・アパレルという2つのカテゴリーをブレンドしたスタイルを提供していることなどを挙げた。

「本当に良いところでプレーをしているし、成長している」と、フィリオン氏は言う。

同氏はまた、プーマの成長は別のところからも来ていると語った。製品からマーケティングまで、あらゆる面での進歩がブランドの成長を支えてきたという。

「すること全てにおいて、わたしたちは向上している」

プーマは2018年、バスケットボール分野に再び参入。大きな成功を収め、北米市場に資本を投下し続ける考えを示した。

サッカー・ピッチ

プーマの旗艦店には、購入前にシューズを試すことができるインタラクティブ・サッカー・ピッチがある。

Shoshy Ciment/Business Insider

2フロア、広さ1万8000平方フィート(約1700平方メートル)のプーマの新しい旗艦店は、同社が引き続き、北米市場にコミットしていくことの表れだと、幹部らは語った。

この旗艦店は、バーチャルのサッカー・ピッチでシューズを試すことができるシミュレーターなど、何がうまくいき、何がうまくいかないかを試すラボとしての役割も果たすことになるという。

グルデン氏もフィリオン氏も、プーマの全事業の3分の1を占めるアメリカ市場を魅了することが、同社の成長に不可欠との考えで一致している。旗艦店はその目標達成の助けになることが期待されている。

「正直に言って、ここでの目標は高い」と、フィリオン氏は言う。

[原文:Puma CEO: We're not competing with Nike and Adidas

(翻訳、編集:山口佳美)

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