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休み明けは自分がどんなに素晴らしい週末を過ごしたか、同僚に自慢する良い機会だ。
「この本を読んだら、人生が変わったよ! 」というのも、1つのアイデアだ。
Business Insiderでは読了後、そんな風に思わせてくれるであろう比較的短い、面白くて読みやすい9冊の本をまとめた。
あなたなら、どの1冊から読む?
ビル・バーネット、デイブ:エバンス著『LIFE DESIGN(ライフデザイン) —— スタンフォード式 最高の人生設計』
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「デザイン・シンキング(Design thinking)」は一般的に、電球やオンライン・デートといった物体や経験を改良するために使われるプロセスだ。しかし、この本では、2人のスタンフォード大学の教授がいかに同じプロセスを自身のキャリアや人間関係、人生に当てはめることができるか、解説している。
ジェイソン・フリード、デイビッド・ハイネマイヤー・ハンソン著『NO HARD WORK! 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方』
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この本は、現代の職場に対する反論だ。ウェブアプリの会社「ベースキャンプ(Basecamp)」のユニークな組織文化に関する、短くて分かりやすいエッセイになっている。
ものすごく読みやすいが、得るものも多い。働き方、生き方を改めて考えさせられる。
クリス・アンダーソン著『TED TALKS:スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド』
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TEDトークが好きなら、TEDのキュレーターであるクリス・アンダーソン氏によるこの本にもハマるだろう。プレゼン成功の秘訣などをアンダーソン氏が分かりやすく解説する。
バリー・シュワルツ著『なぜ働くのか』
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こちらも100ページ弱のTEDブック。 アリエリー氏と同じく、スワースモア大学の教授であるシュワルツ氏は、「モチベーション=お金」という考えは誤りだと主張する。
クリス・ボス著『逆転交渉術 —— まずは「ノー」を引き出せ』
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この本はものすごく短い、とはいえない。だが、読み始めたら止まらない。
ボス氏はFBIの元人質解放交渉の担当者で、交渉の裏にある心理学を解説。テロリストや犯罪者たちを相手に積んできたこれまでの経験を語っている。
ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー著『時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』
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グーグルの元従業員が書いたこの職場と家庭の生産性に関するガイドは、びっくりするほどいたずら書きや箇条書きが多く、思ったより読みやすい。
グレッチェン・ルービン著『人生は「幸せ計画」でうまくいく!』
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『人生は「幸せ計画」でうまくいく!』は、著者のルービン氏が自身の人間関係とキャリアにおいて、科学に基づく戦略を使ってもっと幸せになろうと使った1年について書かれている。自分にあった方法を見つけることが重要だ。
Dan Ariely著『Payoff: The Hidden Logic That Shapes Our Motivations』
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100ページちょっとのこの本は、何が最高のパフォーマンスのモチベーションになるか、創造性豊かな教訓であふれている。
著者のアリエリー氏は行動経済学者で、デューク大学の教授。『予想どおりに不合理:行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』といった人気の本を何冊も出している。
Alex Cavoulacos、Kathryn Minshew著『The New Rules of Work: The Modern Playbook For Navigating Your Career』
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著者のカボウラコス(Cavoulacos)氏とミンシュー(Minshew)氏は、アメリカで人気のキャリアアドバイスと求人のサイト「ザ・ミューズ(The Muse)」のそれぞれCOOとCEOだ。
2017年のこの本の中で2人は、彼らがこれまでに学んできた夢のキャリアを実現するための重要なレッスンをシェアしている。
※この記事の初出は2019年9月14日です。
[原文:9 books you can finish on a long weekend that will make you rethink how you work, lead, and live]
(翻訳、編集:山口佳美)