ゴールドマン・サックスは、ジェネレーションZのインターン1800人を対象とした調査の結果を発表した。
Goldman Sachs
ゴールドマン・サックスは、同社の世界中のインターン1800人を対象に、彼らの人生において最も重要なことは何か、日々の決断の助けになっているものは何かを調査した。
調査では、気候変動や薬物の使用、イギリスのEU離脱といった問題への関心だけでなく、彼らが最近読んだ本についても明らかになった。
その内容は多岐にわたる。『サピエンス全史:文明の構造と人類の幸福』や、アメリカの前大統領夫人ミシェル・オバマ氏の『マイ・ストーリー』といった比較的新しい本の名前も上がったが、1936年のデール・カーネギー著『人を動かす』も人気だ。
ゴールドマン・サックスのインターンが今、最も読んでいる本10冊をみてみよう(順不同)。
J.K. ローリング著『ハリー・ポッター』シリーズ
Bloomsbury
J.K.ローリングの同シリーズ1作目は、今から20年以上前の1997年に出版されたが、今でも人気だ。
ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史:文明の構造と人類の幸福』
Harper Perennial
人類の歴史に関するユヴァル・ノア・ハラリのこの2011年の本も、インターンの間で人気だ。
ダニエル・カーネマン著『ファスト&スロー:あなたの意思はどのように決まるか?』
Amazon
ノーベル賞を受賞した経済学者による2011年のこの本も、インターンの間で支持されている。
ジョージ・R・R・マーティン著『氷と炎の歌』シリーズ
Amazon
大人気のテレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作であるこのシリーズは、インターンの関心も非常に高く、トップ10入りを果たした。
パウロ・コエーリョ著『アルケミスト:夢を旅した少年』
Amazon
アンダルシアの羊飼いによるエジプトのピラミッドへの旅について書かれたこのブラジル人作家による1988年の本も、注目されている。
John Carreyrou著『Bad Blood: Secrets and Lies in a Silicon Valley Startup』
Amazon
エリザベス・ホームズが立ち上げたバイオテック・スタートアップ「セラノス」の栄枯盛衰を描いたカレイロウのノンフィクション作品も、ゴールドマン・サックスのインターンの関心を集めている。
ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター著『金持ち父さん貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』
Simon & Schuster
それほど驚くことではないが、金融リテラシーと資産形成に関するこの1997年の本は、銀行でインターンをする若者の間で人気だ。
カーレド・ホッセイニ著『カイト・ランナー』
Amazon
アフガニスタン系アメリカ人の著者によって書かれたこの本は、2年にわたってニューヨーク・タイムズのNo.1ベストセラーだった。
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[原文:These are the top 10 books Goldman Sachs interns say they're reading right now]
(翻訳:深津佑野、編集:山口佳美)