ハーバード、スタンフォードのビジネススクール卒業生が明かす、勉強以外に学んだ最も重要なこと

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「世界を変えたいという思いでつながっている、クリエイティブで企業家精神にあふれた才能ある人たちのコミュニティに参加できる。その影響は計り知れません」と、スタンフォードGSBの卒業生で、高級ハンドバッグ販売を手がけるSenreveのコーラル・チャンCEO。

Thomas Lohnes/Getty Images

MBAプログラムを受講する人たちは、授業を受けて学ぶことで、よりスマートで利口になり、リーダーシップやマネジメント、ファイナンスやマーケティングの見識をあふれんばかりに吸収できるようになると期待する。

しかしビジネススクールの経験とは、教授から教わることだけではない。

Insiderは、ハーバードとスタンフォードのビジネススクール卒業生に、在学して最も重要と感じたことは何か、そしてどんなメリットや経験を目指してMBAプログラムを受講すべきかを聞いた。

彼らは授業で学ばなかったことをどうやって最大限活かし、キャリアでの業績につなげることができたのか? 5人のMBA取得者から話を聞いた。

コミュニティを利用してコネクションをつくる

GSBの2011年度卒業生で、高級ハンドバッグ販売を手がけるSenreveの創業者兼CEOコーラル・チャン(Coral Chung)は、ビジネススクールでの授業は楽しかったが、授業以外での学びにこそ「間違いなくより価値がある」と話した。

その理由の一つに、長い間培われ確立されたコミュニティの存在があるという。

「クラスメートとの関係や一生モノの絆を築いたり、世界を変えたいという思いでつながっているクリエイティブで企業家精神にあふれた、才能ある人たちのコミュニティに加われることなど、その影響は計り知れません」とチャンは言う。

「気が合う人たちを見つけたと本当に思いました。実際、私たちのクラスのつながりは強くて、世界中のクールな都市で毎年同窓会を開いているくらいです」

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