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アメリカのイリノイ州にあるシカゴ・オヘア国際空港の駐機場で、ケータリングカートが暴走。暴走を抑えようと慌てる空港職員の姿を捉えた動画が話題になっている。
9月30日(現地時間)、ツイッターでこの動画をシェアしたのはアメリカ・オステオパシー協会のケビン・クラウアー(Kevin Klauer)博士だ。
動画を見ると、カートに運転手はいなかったようだ。近くに止まっていた飛行機にぶつかる寸前、空港職員が地上支援車両をぶつけてカートを止めた。
衝突の勢いで、カートに積まれていた缶やビンのようなものが駐機場に散らばった。
Business Insiderの取材に対し、アメリカン航空は「本日午後、シカゴ・オヘア国際空港で起きたケータリングトラックに関する件は現在、調査中です」と回答、「仮報告によると、アクセルが引っかかって動かなくなったことで、カートがコントロールを失ったようです」とコメントしている。
負傷者はおらず、フライトには10分遅れが生じたという。
航空会社は「カートを止めたわたしたちのチームの素早い行動に感謝しています」とし、「安全はわたしたちにとって最も重要で、この件についてはパートナーとともに引き続き調査しています」と述べている。
シカゴ・オヘア国際空港はアメリカで最も忙しい空港で、2018年の発着回数は約90万回だった。
[原文:VIDEO: Runaway catering cart spirals out of control and nearly hits airplane at Chicago airport]
(翻訳、編集:山口佳美)