シンガポールで最も高いビル「グオコ・タワー」。
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- 「グオコ・タワー」はシンガポールで最も高いビル。
- 同時に最も高価なペントハウス(最上階物件)の所在地でもある。所有者はダイソンの創業者で、2019年7月に購入した際の価格は5420万ドルだった。
- 公園、オフィス、店舗、さらには五つ星ホテルを兼ね備えているのが魅力だ。
シンガポールのセントラルビジネス地区の中心部にそびえる複合施設「グオコ・タワー」。同国内で最も高いビルで、高さは約284メートル(虎ノ門ヒルズより約40メートル高い)。
富裕層向けレジデンスは「ウォーリッチ・レジデンス」と呼ばれ、全181室、39階から64階までを占める。
最上階の物件はシンガポールで最も高価な部屋で、サイクロン式掃除機で知られるダイソンの創業者、ジェームズ・ダイソンが5420万ドル(約58億円)でこの夏に購入した。
グオコ・タワーを設計したのは、スキッドモア・オーウィングス・アンド・メリル(SOM、東京ミッドタウンも手がけたアメリカ最大級の建築設計事務所)。2018年にオープンした。
内部の様子を覗いてみよう。
グオコ・タワーが位置するのはシンガポールのセントラルビジネス地区。
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セントラルビジネス地区は飲食、エンターテインメント、ショッピング、オフィス、レジデンスとさまざまな機能が集中する、シンガポールの人気エリア。シンガポール川とマリーナベイ、チャイナタウンに囲まれている。
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グオコ・タワー(The Guoco Tower )は2018年にオープン。
シンガポールで最も高いビル「グオコ・タワー」。
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飲食・ショッピングエリアは約9300平方メートル。
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オフィスエリアは約8万2700平方メートル。
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年がら年中イベントが開催されている公園も敷地内に。面積は約1万3900平方メートル。
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五つ星ホテルも入居する。
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ウォーリッチ・レジデンスと呼ばれる富裕層向けレジデンス。
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あのジェームズ・ダイソンが購入した最上階の高級邸宅は5420万ドル(約58億円)。
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ウォーリッチ・レジデンスのアメニティ設備は4階にまたがる。
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コンシェルジュ・サービスはもちろんのこと……
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当然ジムもあるし……
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プライベート・ライブラリーだってあるし……
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ミニシアターもついている。
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39階には優雅なインフィニティプール(縁や柵がなく、地平線までつながって見えるプール)。
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展望台からはシンガポールを一望できる。完璧だ。
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(翻訳・編集:川村力)