背景を知って納得! 今、20~30代の半数以上がクレジットカードの借金を抱えている

若い女性

MStudioImages/Getty Images

  • アメリカでは、ミレニアル世代の半数以上がクレジットカード負債を抱え、その大半がそれをストレスに感じていることが、INSIDERとモーニング・コンサルトの調査で分かった。
  • 回答者の18%が、1万ドル(約110万円)以上の負債を抱えていると答えた。
  • 調査結果は、多くのミレニアル世代が直面する"お金の現実"を反映している —— 生活費が所得の伸びを上回っている。

多くのミレニアル世代が赤字だ。

INSIDERとモーニング・コンサルトの最新調査によると、ミレニアル世代の51.5%がクレジットカード負債を抱えているという。調査は2096人のアメリカ人を対象に、その家計の状況、借金、収入について尋ねた。このうち約670人が23~38歳のミレニアル世代だった。

クレジットカード負債を抱えていると答えた人のうち、負債額が「5000ドル以下」と回答したのは54%、「5000~1万ドル」と回答したのは24%だった。「1万ドル~2万ドル」と回答したのは9%、「2万ドル~3万ドル」と回答したのは4.5%、「3万ドル以上」と回答したのは4.5%だ。

そして、これがストレスになっている。クレジットカード負債を抱えているミレニアル世代の約67%は、「非常にストレスを感じる」もしくは「まあまあストレスを感じる」と答えている。負債額が少なくても、だ。クレジットカード負債がストレスになっていると答えた人の割合は、負債額5000ドル以下の回答者で約55%、5000~1万ドルの回答者で82%、1万~2万ドルの回答者で84%だった。

所得の伸びを上回る生活費

こうした調査結果は、ミレニアル世代が直面している"お金の現実"を反映している。

複数の研究で、ミレニアル世代の購買力は上の世代が同じくらいの年齢だった頃より低いことが分かっている。Student Loan Heroの2018年のレポートによると、アメリカでは収入よりも、家賃や住宅価格、大学授業料の方が上昇するペースが速いという。

国勢調査局のデータを分析したSuperMoneyの最新レポートによると、25~34歳の平均年収(インフレ調整後)は1974年から29ドルしか増えていない。1974年に3万5426ドルだったこの年齢層の平均年収は、2017年には3万5455ドルだった。

これは他の年齢層に比べてかなり少ない。同じ期間で35~44歳は約2900ドル、45~54歳は約5400ドル増えているのだ。

少ない収入の大半が高騰する住居費や教育費に消えていくなら、日々の生活の支払いにクレジットカードを使うことになるのも当然だろう。

[原文:More than half of millennials have credit-card debt, and it reflects a financial reality other generations didn't face

(翻訳、編集:山口佳美)

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