難関だが、不可能ではない。
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- 米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)で働くために最も重要なのは、準備だ。
- 金融業界の人材エキスパートたちが、Business Insiderとのカンファレンス・コール(電話会議)で、GSの書類選考やインタビューをうまく切り抜けるヒントを教えてくれた。
- 例えば、履歴書には100%本当のことしか書かないこと、数字とは別の何かに情熱を持っていることを示すのが重要。
GSに就職するのは難関だが、不可能ではない。
中間管理職のポジションに応募する100万人のなかで飛び抜けられるかどうかは、十分な準備ができているかどうかにかかっている。GSが求める特性や、インタビューで聞かれる質問、気をつけるべきよくある落とし穴に関する情報が多ければ多いほど、就職のチャンスは高くなる。
Business Insiderはウォールストリートのリクルーターたちとのカンファレンス・コールを開催。ウォール街の人材エキスパート3人が参加した。
リクルーターたちは、GSの中間管理職志望者が書類審査とインタビューを切り抜けるためのアドバイスを、実例を挙げながら話してくれた。
なぜ熟練した技術と同時に対人能力が必要とされるのか。なぜGSの面接官たちは履歴書を1行1行分析するのか。なぜ自らのキャリアにおいて、いまGSで働くことが必ずしも最適解ではないとすぐにでも気づいたほうがいいのか。
ウォール街の人材エキスパートたちの経歴
シャーナ・リーボウィッツ(Shana Lebowitz、Business Insider記者、以下S):ゴールドマン・サックスに就職する秘訣について、こうして3人のエキスパートにお集まりいただき、お話を伺えることをうれしく思います。