偽のフェイスブック広告を放置して批判を受けたザッカーバーグ、改めて言論の自由を守る決意を表明

フェイスブックのCEOマーク・ザッカーバーグがジョージタウン大学で講演した。

フェイスブックのCEOマーク・ザッカーバーグがジョージタウン大学で講演した。

Georgetown/Facebook

  • 10月17日(現地時間)、マーク・ザッカーバーグはジョージタウン大学での講演で、言論の自由に関するフェイスブックの立場を説明した。
  • ザッカーバーグは講演に先立ち、フェイスブック本社でニューヨーク・タイムズのインタビューを受けた。
  • スピーチとインタビューの中で、ザッカーバーグは会社の遺産と、彼がいなくなったあとの会社の運営について話した。

10月17日(現地時間)のジョージタウン大学でのライブストリームスピーチで、マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)は言論の自由に対する彼の考えを述べた。

ザッカーバーグはこの機会を利用して、自身の遺産とフェイスブック社の遺産について語った。彼がニューヨーク・タイムズに語ったところによると、スピーチの目的は、表現の自由に関する彼の見解を説明すること、そして、彼が経営に関わらなくなった後のフェイスブックの将来の道筋を示すことだったという。「これが我々の位置を客観的に見る機会になることを願っている」と彼はニューヨーク・タイムズに語った。

スピーチの中でザッカーバーグはフェイスブックをユーザーに二つの重要なもの、「声」と「包容力」を提供するプラットフォームだと説明した。

ザッカーバーグは、奴隷制度廃止運動を行ったフレデリック・ダグラス(Frederick Douglass)の言葉を引用し、公民権運動と啓蒙思想に言及しながら、「より包摂的な社会を構築するためには、より多くの人々が常に自分の視点を共有できることが必要だ」と述べた。また「#blacklivesmatter」が最初にハッシュタグとしてFacebookに登場したことにも言及した。

ザッカーバーグがフェイスブックをより幅広い社会運動のストーリーに組み込もうとしていることに、誰もが納得しているわけではない。市民と人権に関するリーダーシップ会議のバニタ・グプタ(Vanita Gupta)議長は、ニューヨーク・タイムズに「ザッカーバーグは、われわれの民主主義に長期的なダメージを与えるフェイスブックの政策を正当化するために、公民権運動の歴史を利用しようとしている」と語った。

フェイスブックは、フェイスブックは最近、虚偽内容を含む広告の配信を禁止していたポリシーを変更して、そこから政治家を除外し、第三者による事実確認プロセスも免除しているとして非難を浴びている。大統領候補のエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)は特に批判的で、フェイスブックの解体は彼女の政策の主要な部分だ。彼女は10月10日に、ザッカーバーグがトランプ大統領の再選を支持していると主張するフェイクのフェイスブック広告を掲載した。

ポリシーに対する反発にもかかわらず、ザッカーバーグは、自分とフェイスブックは「政治家や民主主義に関するニュースを検閲したくない」と主張した。 先週、Poliiticoがザッカーバーグが保守派の政治家らと夕食をともにしたと発表した後、ザッカーバーグは「幅広い視点からの聞き取りは学習の一部である」と投稿し、他の人にそれを試すように言った。

[原文:Facebook CEO Mark Zuckerberg is trying to build a legacy amid scandals and criticism (FB)

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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