J. David Ake / AP
- ニューヨーク・タイムズは、トランプ大統領の大統領就任以来、1万1000回を超えるツイートを分析した。
- その結果、大統領は主に誰かもしくは何かを攻撃するためにツイッターを使用していて、5889ツイートがこれに該当するという。
- 2000以上のツイートが、自身の仕事ぶりを称賛するものだった。
トランプ大統領のこれまでのツイートを分析したニューヨーク・タイムズは、いくつかの行動パターンを見つけた。
大統領はツイッターを何よりも"攻撃"に使ってきた。同紙が分析した2017年1月20日から2019年10月15日まで、1万1390ツイートのうち5000ツイート以上が誰かもしくは何かを攻撃するものだった。
Mark Wallheiser/Getty Images
このプロジェクトに携わった6人の記者たちによると、トランプ大統領はツイッターを自分自身を称賛するために使うのも好きだということが分かった。大統領は2026回、そうしたツイートをしているという。
例えば2019年7月11日には、大統領は自身を「見た目も素晴らしく、賢い、(精神の)安定した天才! 」と呼んでいる。
2019年10月7日には、トルコ経済を「完全に破壊し、壊滅させる」と脅し、自身の「素晴らしい、比類なき知恵」を称賛した。
2018年7月3日には、「もしわたしでなければ、今頃、我々は北朝鮮と戦争をしているだろう! 」と自慢していた。
また、同紙の分析によると、民主党が大統領の弾劾調査に向けて動く中、トランプ大統領のツイッター投稿はここ数週間で大幅に増加している。
10月の最初の2週間でトランプ大統領は500回以上ツイートしていて、このペースでいけば、大統領の10月のツイート数はひと月平均の約3倍にのぼる見込みだという。
(翻訳、編集:山口佳美)