米マクドナルドの新トップは全米店舗ツアーを行う。
Irene Jiang / Business Insider
- 米マクドナルドのCEO、スティーブ・イースターブルック(Steve Easterbrook)が解雇され、クリス・ケンプチンスキーが新CEOになり、ジョー・エアリンガー(Joe Erlinger)がアメリカ国内事業の社長になる。
- 「私の新しい役割の一環として、私は国中を旅して店舗を訪れ、皆さんと皆さんの業績から学ぶつもりだ」とエアリンガーは、Business Insiderが入手したメールの中で従業員に語りかけた。
- それによると、エアリンガーは今週、ベセスダ、アトランタ、ダラスのオフィスを訪れ、ツアーを開始する。
米マクドナルドの国内事業新トップが直ちに全米ツアーに乗り出す。
米マクドナルドは11月3日、CEOのスティーブ・イースターブルック(Steve Easterbrook)を従業員との不適切な関係を理由に解雇したと発表した。アメリカ国内事業のトップを務めていたクリス・ケンプチンスキー(Chris Kempczinski)がCEOに就任し、ジョー・エアリンガー(Joe Erlinger)がアメリカ国内事業のトップに就任した。
今週、ケンプチンスキーは3つの会議に出席することになっていた。フランチャイズ関係者によると、ケンプチンスキーはCEOとしての戦略を説明するビデオを送付し、エアリンガーが会議に出席する予定だという。
3日、エアリンガーはBusiness Insiderが入手した内部宛の電子メールで、新しい役割について語った。
「私の新しい役割への移行の一環として、全米の店舗を訪れ、皆さんと皆さんの業績から学ぶつもりだ」とアーリンガーは言う。
「私はアメリカでのビジネスを再構築するために、観察し、耳を傾け、多くの質問をすることになるだろう」
2人のフランチャイジーがBusiness Insiderに語ったところによると、この移行への素早い対応には好意的だという。
「これは非常に速い変化だ。予想より早い時期に大きな役割を担うことになった」とフランチャイジーのトラビス・ヘリオ(Travis Heriaud)氏は言う。
「プラス面もある。クリスは社長よりもCEOとして優れていると思うし、ジョーはアメリカ事業のために我々と関係を築ける人物だ」
(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)