リストラを進めるドイツ銀行では、すでにロボットが人間に取って代わりつつある

ドイツ銀行

ドイツ銀行のゼービングCEO。

Reuters

  • ドイツ銀行は、削減を予定している1万8000人の行員の一部の代わりにロボットを活用している。
  • Financial Newsによると、ドイツ銀行のコーポレート&インベストメント・バンキング部門の責任者は、人工知能(AI)の使用は特定の分野で「生産性を大幅に向上させた」と語った。
  • これまでに「人間の労働時間、68万時間」が節約できたという。
  • ドイツ銀行は7月、大規模なリストラを発表。人員を削減し、株式売買業務から撤退、投資銀行部門の一部資産を分離するとした。
  • 2018年に4000人以上を、2019年7月以降に約1000人をすでに削減しているという。

Financial Newsによると、ドイツ銀行は削減を予定している1万8000人の行員の一部の代わりにロボットを活用している。

ドイツ銀行のコーポレート&インベストメント・バンキング部門の責任者マーク・マシューズ(Mark Matthews)氏は、機械学習のアルゴリズムが「生産性を大幅に向上させ、キャパシティーを再配分している」とFinancial Newsに語った。

Financial Newsによると、ドイツ銀行は「オペレーション4.0」と呼ばれる新たな戦略を通じて「バックオフィスの大部分の自動化」を進めている。

ドイツ銀行は厳しい1年を過ごしている。7月には今後3年で1万8000人の行員を削減、株式売買業務から撤退し、投資銀行部門の一部資産を分離すると発表した。10月の決算報告では、収入が15%減る中、3億1500万ユーロ(約380億円)を「退職金や変革関連の費用」として計上した

マシューズ氏はFinancial Newsに対し、機械学習のツールが「人間の労働時間、68万時間」の節約に貢献し、「これまでにコーポレート・バンキング部門の500万件の取り引きの処理や、投資銀行部門の340万件のチェックの実施にボットを使用した」と話している。

ドイツ銀行は今夏、株式売買業務から撤退し、投資銀行部門の一部資産を分離する一方で、株式調査部門の大部分は維持する考えを示した。

ドイツ銀行の広報担当者はFinancial Newsの報道内容を認め、2018年に4700人を、2019年7月の発表以降に約1000人を削減したと付け加えた。

[原文:Deutsche Bank says robots are already replacing workers as it ramps up a plan to axe 18,000 jobs

(翻訳、編集:山口佳美)

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