ボート・シェア、求人情報、ニュース配信…会社を辞めて創業、成功した女性たちの体験談

ジャクリン・バウムガルテン氏

2012年にボートセッターを創業したジャクリン・バウムガルテン氏。

Courtesy of Boatsetter

ジャクリン・バウムガルテン(Jaclyn Baumgarten)は初め、昔からある「お決まり」だと思う道に進んだ。大学卒業後、ニューヨーク市へ移り、コンサルティング会社で働き始めたのだ。

「会社は、企業が直面する課題、そしてその解決策について多くのことを教えてくれた。でも、提案をするだけで、経営に直接参画できないことが、本当に嫌になってしまった」とバウムガルテンはBusiness Insiderに語った。スタンフォード大学の経営大学院に通い、「スキルと自信をつけ、自分自身で何かできる時が来る」まで働いた。その後、6カ月の休暇を取り、どうしたら「情熱をビジネスに結び付ける」ことができるか考えた。

その答えはすぐに出た。子どもの頃の楽しかった思い出の1つに、兄弟とミシガン湖をクルージングしたことがある。彼女の休暇中、彼らは所有する船を売ろうとしていた。あまり使っていなかったため、高額な維持費は割に合わなかったからだ。彼女は、何か良い方法はないかと考えた。

「誰でも手頃に船を利用できるようになったらすごく良いと思わない? 」と聞いた。エアビーアンドビー(Airbnb)のように、活用されていない資産の収益化を支援する企業が成功していることにも注目した。もし、エアビーのようなプラットフォームで安全に船を貸し出すことができれば、売る必要はなく、多くの人が船の体験を楽しむこともできる。

水上にずらりと並ぶ船

船は1万7000隻以上でオプションもさまざま。通常は船長も付いている。

Courtesy of Boatsetter

そう考え、バウムガルテンは2012年、ボートセッター(Boatsetter)を創業。同社のプラットフォームは現在、世界600カ所で1万7000隻以上のボートをレンタルしていて、アメリカ最大のボート・シェアリング・プラットフォームとなっている。

バウムガルテンは今年、セレクトショップ、マグノリア(Magnolia)のジョアンナ・ゲインズ(Joanna Gaines)やマッチングアプリ、バンブル(Bumble)のホイットニー・ウルフ・ハード(Whitney Wolfe Herd)らとともに、『インク(Inc.)』のトップ女性創業者に選出された。

会社を辞めて創業し成功した女性は他にもいる

大学生向け求職サイト、ウェイアップ(WayUp)のCEO、リズ・ウェッセル(Liz Wessel)は、グーグル(Google)をわずか2年で退職した。2014年に仕事を辞めた後、ウェイアップを投資家に売り込んた。同サイトは現在、2万以上の雇用主と就職希望者を繋げている。

ウェッセルはBusiness Insiderのシャナ・レボウィッツ(Shana Lebowitz)記者に対し、高みを目指すには図太さが必要と語った。

「失敗しても大丈夫と思わなければならないし、すぐに立ち直ることができなければならない」

カーリー・ザーキンとダニエル・ウェイスバーグ

カーリー・ザーキン(右)とダニエル・ウェイスバーグ。

Sarah Jacobs

同じように、NBC(National Broadcasting Company)ニュース・プロデューサーだった、カーリー・ザーキン(Carly Zakin)とダニエル・ウェイスバーグ(Danielle Weisberg)の二人も、2012年にNBCを退職し、ニュースレター配信のザスキム(theSkimm)を立ち上げた。現在このニュースレターには、700万人以上が登録しており、2018年中間選挙では10万人を投票させた

2017年、ポッドキャスト『Success! How I Did It(成功! 私の場合)』で、ザーキンとウェイスバーグはBusiness Insiderアメリカのアリソン・ションテル(Alyson Shontell)編集長に対し、定職を離れることの難しさを語った。

「仕事を辞めた日が、人生で一番怖かった。簡単にはいかなかった」とウェイスバーグは述べた。「でも、最初の数カ月でなんとか乗り切るしかなかった。別の選択肢なんてなかったから」

[原文:The former consultant who launched the 'Airbnb of yachts' says she got her business idea after a taking a 6-month sabbatical — and watching her brothers struggle to sell their boats

(翻訳:Ito Yasuko、編集:Toshihiko Inoue)

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