【漫画】東京から離れて夫婦で働く・暮らすを、三重県尾鷲で考えてみた

11月、カヤックLivingとBusiness Insider Japanの取り組みとして「紀伊半島はたらく・くらすプロジェクト」がスタート。12月6日まで紀伊半島の3拠点で、累計50名超がリモートワーク。移住に関心のある参加者たちが仕事や生活を共にしている。

Business Insider Japanのテック担当の記者(筆者)とフリーデザイナーの妻は、第1の拠点である三重県・尾鷲(おわせ)市で3泊4日滞在。

自然豊かな尾鷲で暮らして働いてみた、都会育ちの夫、田舎生まれの妻の凸凹夫婦の感想とは。

今回は「移住」を強く感じたプロジェクトだった。

出発前

漫画・さかいあい

既に移住してきた方々の“理由”は多彩。

移住の理由

漫画・さかいあい

尾鷲での日常はよく言えば“フレンドリー”。

人との“距離の近い”

漫画・さかいあい

駅の周りには商業施設も充実していた。

便利な点と不便な点

漫画・さかいあい

今後の人生の選択肢が広がった。

ちょっと先の将来像

漫画・さかいあい


価値感の違う2人でも「田舎暮らしはあり」

田舎暮らし

筆者が泊まった尾鷲市三木浦町は小さな入り江のある集落だ。

撮影:小林優多郎

何度か触れてきたが、筆者は神奈川県生まれ、東京都育ち。一方で、妻は山口県生まれで3、4年前に上京してきた。

なので、2人の間で“田舎暮らし”へのイメージは180度違う。筆者は非日常というか、徒歩でコンビニに行けない生活の不自由さは未知の世界、でも興味はあるから今回プロジェクトに参加した、といった具合。

一方、妻は田舎暮らしがまだ人生の大半を占めている状態である。しかも、尾鷲はリモートワークの拠点や駅の周りについては比較的栄えており、「マクドナルド(みたいなチェーン店)がある街は田舎じゃないよ」と呟いた妻の言葉が印象的だった。

ソワイ

1棟丸ごと貸し切りできる「三木浦ソワイ」。ホテルのように朝食や夕食はついていないが台所用品なども揃っていてまさに“体験移住”ができる環境だった。

撮影:小林優多郎

それでも、2人とも尾鷲の街でリモートワークしてみて、かつ街中から20分ほど離れた集落の1棟貸し切りの民家で寝泊まりをしてみて抱いた感想は「田舎暮らしは選択肢としてあり」だ。

地元の人との距離感や車の運転スキルによって難易度は変わってくるだろうが、尾鷲に流れるのんびりとした空気感と、街に行けば買い物はだいたい済むという利便性によって、生活と仕事のいいバランスが築けると感じたからだ。

現時点では難しいが、選択肢は持てる安心感

リモートワーク

リモートワーク拠点での1シーン。できる仕事は内容による。

撮影:小林優多郎

ただ、現時点では実現が難しい点が大きい。なぜならば、筆者は現役のテック記者だからだ。

筆者が東京へ帰る前日11月13日の夜、「ヤフーとLINEの経営統合」が日経新聞電子版などで報じられた。翌日は朝から電話などで編集部と打ち合わせ、企業への取材などを行った。結果として、報道翌日に会見は行われなかったが、もし会見に出席できなければ、とても悔しい思いをしたことだろう。

iPad Proで漫画制作

今回の漫画を制作している様子。ツールとしては外で仕事や生活ができる環境はそろってきている。

撮影:小林優多郎

妻も現在はフリーランスのデザイナーだが、東京にオフィスを構える取引先が多く、何かと東京にいた方が仕事はもらいやすい。

なので、例えば今の仕事を辞めたり、辞めざるを得なくなったりしたとき「工夫すれば別の暮らし方ができる」という選択肢を得られたことは、夫婦にとって、とても価値あることだと思う。

(漫画・さかいあい 文、撮影・小林優多郎)

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