24歳ユーチューバーはどうして大学卒業後に就職せず、フルタイムのインフルエンサーになったのか

モーガン・イェーツさん

モーガン・イェーツさん。YouTubeのチャンネル登録者数は30万人。

Morgan Yates

  • ユーチューバーのモーガン・イェーツ(Morgan Yates)さんは、2017年にノースカロライナ大学チャペルヒル校を卒業するとすぐにロサンゼルスに引っ越し、インフルエンサーとしての道を進んでいる。
  • 現在、YouTubeがイェーツさんのフルタイムの仕事だ。ライフスタイルに関する動画を毎週、30万人のチャンネル登録者に向けて投稿している。
  • イェーツさんはスポンサー契約や動画の中の広告を通じて収入を得ている。
  • Business Insiderでは、大学卒業後にロサンゼルスに引っ越し、インフルエンサーとしての道を進んだその経験をイェーツさんに尋ねた。

2011年、モーガン・イェーツさんがYouTubeに初めての動画をアップロードしたとき、プラットフォームは今とは全く違っていた。

「当時は、今みたいにクールなことではなかったです」と、イェーツさんはBusiness Insiderに語った。「YouTubeを始めたとき、誰も自身の名前やどこに住んでいるかは明かしませんでした。わたしが付けたようなユーザーネームも、今ではそんなに恥ずかしくありません」

イェーツさんは自身のチャンネルを、中学生のときに友人と一緒に始めたという。チャンネル名を「TheForeverGlamorous」にしたのは、当時よく見ていた「JuicyStar07」「AllThatGlitters21」「MacBarbie07」といった人気クリエーターに影響を受けたからだ。

高校に入ると、イェーツさんのチャンネルは友人グループのチャンネルに変わった。イェーツさんと数人の友人は順番に動画を撮り、メイクの方法を"楽しみ"としてシェアしていた。しかし、ノースカロライナ大学チャペルヒル校の4年生になると、イェーツさんはYouTubeを真剣に考え始めた。

「大学に進んだときは、看護を学びたいと思っていました」とイェーツさん。「編集や撮影が大好きなのは分かっていましたが、それが仕事になるようには思えなかったんです」という(結局、イェーツさんは専攻をメディア・プロダクションを中心としたコミュニケーション学に変え、2017年に大学を卒業した)。

4年生になる直前には、デジタル・メディア企業「AwesomenessTV」(YouTubeのチャンネルとしてスタートし、その後、マルチチャンネルのネットワークに成長)でインターンをした。

「授業以上にYouTubeに打ち込みました」

「大学最後の1年は、わたしのチャンネルが最も成長した時期です。卒業を前に、それなりに稼げるメドが立ちました」

現在、YouTubeがイェーツさんのフルタイムの仕事だ。ライフスタイルに関する動画を毎週、30万人のチャンネル登録者に向けて投稿している。

卒業…… そして、インフルエンサーとしての道を進むためにロサンゼルスへ

卒業

Morgan Yates

4年生になる直前のインターンシップに応募するとき、イェーツさんは自身のYouTubeチャンネルをポートフォリオとして使った。

「3年前ですら、インフルエンサー・マーケティングの直接のノウハウがある、もしくはYouTubeの内部に詳しい人は少なかったんです」とイェーツさん。

夏休みが終わって大学最後の1年が始まると、イェーツさんはより多くの視聴者が関心を持つようなコンテンツを考えることで、自身のチャンネルを大きくしていった。その編集スキルを駆使して、YouTube向けに質の高いコンテンツを作っていった。今では、動画を撮影するときには照明やマイクといった道具も使っている。

イェーツさんは最近まで、代理店と1年半の契約を結んでいたという。代理店はイェーツさんのブランドにより多くのチャンスをもたらし、イェーツさんの収入から一部を受け取っていた(一般的に、代理店は10~20%を受け取る)。

今は完全に独立していて、イェーツさんはメールを通じてブランドとつながったり、他のクリエーターとネットワーキングすることで、スポンサーを見つけている。パンテーン(Pantene)やキヤノンUSA(Canon USA)、チリーズ(Chili's)といったブランドをインスタグラムで宣伝している。

「YouTubeはとてもクリエイティブで、同時に起業家精神にあふれているんです」とイェーツさんは言う。「自分の契約について自分で積極的に交渉していたのが、本当に懐かしい」

イェーツさんは、YouTubeのAdSenseプログラムからも収入を得ている。動画の視聴時間や長さ、視聴者層といった要素に応じて、一定の金額が稼げる仕組みだ。

これによって、儲かる可能性がある。一部のインフルエンサーによると、視聴回数が100万回を超えれば、クリエイターは数十万円を稼ぐことができるという。イェーツさんにはこうした"100万回超え"の動画が6本あり、現在、その動画1本あたりの平均視聴回数は2万5000~10万回だ。

「仕事の保障はない」

YouTubeで今は生計を立てているものの、イェーツさんの両親は彼女を心配しているという。

「仕事の保障は全くないですからね。でも、そういうものです」とイェーツさん。

父親が彼女の"経理係"として、普段のお金のやりくりや納税に必要なお金を確保しておく手助けをしてくれているという。

動画を作るのは、まさにフルタイムの仕事だとイェーツさんは語る。

「毎日ブランチを食べたり、ビーチへ行ったりするために、わたしがロサンゼルスに引っ越したと思っている人もいました」

「どれだけの労力がかかっているか分かっていないんでしょうね」

[原文:A 24-year-old YouTuber explains why she became a full-time influencer when she graduated from UNC Chapel Hill instead of getting a traditional job

(翻訳、編集:山口佳美)

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