出典:PLAID
顧客体験を分析するB2Bサービス「KARTE(カルテ)」を運営するプレイド(東京・中央区)は11月27日、グーグルから資金調達したことを明らかにした。第三者割当増資で実施する。調達金額は非公開。
グーグルがベンチャーに出資する事例は、日本国内向けとしては、2018年末にAIベンチャー・Abeja(アベジャ、東京・港区)への出資に続き、国内2例目。アジア地域では複数の先行事例がある。
プレイドは今後、KARTEへのGoogle Cloudの機械学習技術の統合のために協業していく予定。
プレイド広報はBusiness Insider Japanの問い合わせに対し、「今後、KARTEのプラットフォーム化に注力していく予定。デジタルトランスフォーメーション、従業員体験の向上といった領域の改善相談を企業から受ける例が増えている。これらの領域でサービス提供するためには、パートナー企業(グーグルなど)との連携強化が重要だと考えている」とコメント。
今後、海外展開を視野に入れた採用強化もしていく。
(文・伊藤有)