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2020年、人気になりそうな旅行先は日本、スロベニア、南極

スロベニアは知る人ぞ知る人気観光地だ。

スロベニアは知る人ぞ知る人気観光地だ。

Getty Images

イタリアやバリ島のことはもう忘れよう。

「2020年の人気旅行先は、日本スロベニア南極」と、ラグジュアリートラベル企業Virtuosoのグローバル・プロダクト・パートナーシップ担当役員のアルベルト・エレラ(Albert Herrera)氏は、11月末にニューヨークで開かれたブルームバーグが主催した「The Year Ahead」サミットで、Business Insiderのインタビューに対して答えた。このサミットは、ラグジュアリー業界におけるサステナビリティをテーマに業界内の著名人を招いて開催された。

Virtuosoは、1800人以上の旅行アドバイザーや旅行業者をネットワークする世界的な企業だ。エレラ氏は、ラグジュアリーホテルやクルーズ船、観光地の企業、旅行業者などとの連携を統括している。2020年人気の豪華旅行先について、彼の意見を見てみよう。

日本はオリンピックのおかげで、2020年人気旅行先1位のひとつ

2020年は日本にとって大きな年となる。

「2019年の皇位継承や2020年のオリンピックなど、今、日本は最もホットな場所」とエレラ氏は述べた。2020年の夏季オリンピックには、1000万人が訪れると予想されている

2020年人気の旅行先は日本、南極、スロベニア

東京は、2020年夏季オリンピック競技大会の開催地となる。

Getty Images

東京は、旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」が行った、読者60万人が回答した調査で、「2019年世界で最も魅力的な都市」の大都市部門で1位になった。調査によると、都市生活と自然の調和や食事が評価された。

さらに日本は、世界経済フォーラムによる「2019年旅行客に人気の国」で、スペインやフランス、ドイツと並んでトップに立った。

スロベニアは知る人ぞ知る優良観光地

中央ヨーロッパのスロベニアはまだ身近な旅行先ではないが、エレラ氏はそうなるべき場所だと言う。

「新鮮で、他とは異なるところがあるが、そこはヨーロッパだ」

ベネチアなどの人気観光地から短時間のフライトで行けると、彼は付け加えた。

2020年人気の旅行先は日本、南極、スロベニア

スロベニアのブレッド湖。

Shutterstock/lukaszimilena

オーストリア、クロアチア、ハンガリー、イタリアと国境を接するスロベニアは、山やスキーが楽しめるリゾート地や、絵画のように美しい氷河湖で知られる。しかも高い費用はかからない。

南極は、世代を超えて人気

南極もまた2020年の人気旅行先の1つだとエレラ氏は述べた。2018年から2019年にかけて、5万5000人以上が南極を訪れた。国際南極旅行業協会によると、10年前より18%以上増加している。アメリカ、中国、オーストラリア、イギリスからの旅行客が多く、豪華クルーズを利用する人が多い。

南極への旅行者は複数世代のグループもいて「新婚旅行客ばかりではない」とエレラ氏は語った。

「例えば、Lindblad Expeditionsのクルーズ船では40人から45人の乗船客がいるが、2世代の家族がいることもある。祖母が費用をすべて支払っていて、アラスカ・クルーズの豪華版といったところだろう」

おそらく「ラストチャンスツーリズム」によって、ますます多くの人々が南極大陸を訪れている。

おそらく「ラストチャンスツーリズム」によって、ますます多くの人々が南極大陸を訪れている。

Getty Images/David Merron Photography

気候変動で温かくなった海水や風が、氷で覆われた南極大陸を浸食し続けている。米国科学アカデミー紀要に発表された最新の調査によると、現在、南極では1970年代の6倍の速さで氷が失われている

旅行ブロガー、バリー・チョイ(Barry Choi)氏によると、南極が永遠ではないという認識が人気につながっているのかもしれないという。彼はそれを「ラストチャンス・ツーリズム」と呼んでいる。

ラストチャンス・ツーリズムは、観光客の増加や気候、自然による脅威にさらされている場所を見ようとする旅行だ」と、チョイ氏は2018年にGlobal Newsに語った。

「そして、これらの観光地は、数年後には一般に公開されなくなる可能性がある」

[原文:A luxury travel company exec says Japan, Slovenia, and Antarctica will be the hottest travel destinations of 2020

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

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