ラリーとセルゲイはグーグルを修復しないで辞めた…社員と元社員が怒りのツイート

2018年11月、ストライキに参加したグーグル社員の女性。

2018年11月、ストライキに参加したグーグル社員の女性。

Troy Wolverton/Business Insider

  • 共同創設者のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンがグーグルの親会社アルファベットを去ることに対し、現役および元グーグル社員は不満を表明している。
  • 12月3日、アルファベットCEOのペイジと社長のブリンは辞任を発表した。
  • サンダー・ピチャイが後任のアルファベットCEOに就任し、グーグルCEOも兼務する。
  • ある従業員は、従業員の内部での活動の取り締まり、セクハラで告発された人々に対する同社の扱い、国防総省とのビジネスなどの問題に関して、共同創設者の二人がより積極的で前向きな役割を果たすことを多くの人が望んでいたと述べた。

元社員を含めたグーグル社員は、セルゲイ・ブリン(Sergey Brin)とラリー・ペイジ(Larry Page)が親会社のアルファベット(Alphabet)を去ることに不満を持っている。

アルファベットCEOであるペイジと社長であるブリンが12月3日に辞任すると発表した後、現社員の著名人や関係者の何人かが不満をツイートした。

何人かの従業員は、創業者が介入して会社のカルチャーを修復してくれるかもしれないと期待していた。社員たちは同社のさまざまな問題について抗議している。セクハラで告発された人々への寛大な対応、ペンタゴンとの取引、内部活動への取り締まりなどだ。

グーグルの子会社YouTubeのシニアプロダクトマネージャーであるトム・カーロ(Tom Karlo)は「一部の従業員は、ファウンダーたちが戻ってきて事態を正すかもしれないと考えていたが、彼らは現状を支持した」とツイートした

このことは、いくつかの点で、内部の変化を擁護したいと思っている人々に役立つだろう。

創業者たちが戻ってきて物事を正すかもしれないと考えていた従業員もいたが、今日、彼らは現状を支持した。

1月にグーグルを退職したソフトウェアエンジニア、コリン・マクミラン(Colin McMillen)は、「これは、私たちがすでに知っていることを公式化しているだけだ。つまり、ラリーとセルゲイはあまり多くのことはしていない」と述べた

また、11月に解雇されたレベッカ・リバーズ(Rebecca Rivers)は、「従業員の立場をとる代わりに」、ブリンとペイジは「彼らの責任を放棄し、我々を苦しめている」とツイートした。

従業員の立場をとる代わりに、彼らは責任を放棄し、私たちに苦しみを与えている。

誇り高き勇敢なラリーとセルゲイ。#DontBeEvil#ConventionalCompany

著名なグーグルの活動家グループであるGoogle Walkout For Real Changeのツイッターアカウントは、「セルゲイとラリーが介入してグーグルを立て直すことを真剣に期待していた人もいた。沈んでいく船を救う代わりに、彼らは船から飛び降りた。#thanksgivingfourのような従業員だけがGoogleを直すだろう」とツイートした

このグループは、セクシャルハラスメントの申し立てに対する会社の対応をめぐり、2018年11月に行われた同社従業員の大規模なストライキに関わっていた。それ以来、同社の他の問題へも争点を広げていった。

ハッシュタグ#thanksgivingfourは、グーグルのデータセキュリティポリシーの「明白で繰り返される違反」を理由に、リバースを含む社員4人が11月に解雇されたことを示すものだ。この決定を受けて、同社は「組合つぶし」と非難された


セルゲイとラリーが介入してグーグルを立て直すことを真剣に期待していた人もいた。沈んでいく船を救う代わりに、彼らは船から飛び降りた。#thanksgivingfourのような従業員だけがGoogleを直すだろう

解雇された4人の1人、ローレンス・バーランド(Laurence Berland)は、「彼らは我々からマスコミの目を逸したかったのか」とツイートした

1998年にグーグルを共同で設立したペイジとブリンは、アルファベットに取締役として残り、同社を引き続き支配する。ペイジの後任としてサンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)がアルファベットのCEOに就任し、グーグルのCEOと兼務する。

辞任を発表する公開書簡で、ペイジとブリンは「会社を運営するためのよりよい方法があるなら、経営陣に留まることに固執しない。アルファベットとグーグルは、もはや2人のCEOと1人の社長を必要としない」と書いた。そして「我々は今こそ、誇らしい親としての役割を引き受けるべきだと信じている。つまり、アドバイスや愛情を提供するのであって、毎日がみがみ言うことはもうしない」と付け加えた。

[原文:Current and former Googlers are furious that Larry Page and Sergey Brin stepped back instead of fixing the culture

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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