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【マザーハウス山口絵理子5】夢はでっかくぼんやりと。30歳までは思い切り続けて


山口絵理子

1981年生まれ。大学時代に途上国開発のテーマに出合う。2006年にマザーハウスを設立。バングラディシュなど6カ国でバッグやジュエリーなどを生産。日本や香港などで38の直営店を展開。

撮影:竹井俊晴

マザーハウスを立ち上げて13年。山口絵理子さん(38)が28歳の自分に今、声をかけるとしたら ——。


私が28歳の時を振り返ると、本当に激動の時期でした。

創業して3年経った頃で、決算書は真っ赤っか。

前の年にはドキュメンタリー番組『情熱大陸』に出演したことで、急に世間の注目を浴びました。初対面の人から「尊敬しています」「情熱的な行動力の人ですね」と言われるたび、「私は全然そんなんじゃない」と未熟な反発心が生まれて、取材をしばらく断っていた時期もありました。

心が閉じてしまった時に私を救ってくれたのは、やはり“モノのチカラ”。私はひとりでデザインルームにこもって、せっせとデッサンを描いたり、ミシンをかけたり、型紙を切ったりしていました。

自慢気な職人を見て「次に行ける」

旅行会社との企画で、初めてバングラデシュの工場に日本のお客様を案内するツアーが実現したのもこの年。愛用客を前に、「このバッグのこの縫い目は僕の担当なんだ」と自慢気に話す職人たちを見て、私は「次に行ける」と決心できました。

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