銀行を辞めたシングルマザーが「年収8万ドルのゴーストライター」に転身できた理由。その圧倒的な努力

Annastasia Kamwithi

ケニア在住のフリーランス・ゴーストライター、アナスタシア・カムウィシ。

Annastasia Kamwithi

  • 年収5万ドルの銀行職を捨ててゴーストライターになったアナスタシア・カムウィシの現在の年収は8万ドル。
  • 業界で仕事を続けていくにはとにかくたくさん書くこと。仕事のチャンスを見つけるために求人掲示板を活用すること。他の同業者と組んで、割のいい大きな仕事をつかむこと。
  • ゴーストライターは著者として名前が載らないのが一般的なので、署名記事を執筆する時間をつくることをオススメする。

その名の通り、「ゴーストライター」という仕事は謎に包まれている。

知らない人のために説明しておくと、ゴーストライターとは、誰かに代わって原稿を書き、その誰かをその原稿の筆者・著者とする仕事だ。スピーチ原稿やブログの投稿、過去の著作などを参照して執筆する。

大会社の経営幹部やセレブをはじめ、ゴーストライターを雇っている個人や企業、行政機関はさまざまな分野に広がる。

著名な書き手であっても、将来を先取りした革新的なアイデアや解決策をいち早く発見して提示し続けつつ、ソート・リーダーシップ(=社会の共感と評判を生み出す主張や理念)をオンライン上に絶え間なく送り出すほどの時間と余力はない。ゴーストライターの力に頼ることもある。

さて、そんな仕事をしてみたい人がいたとして、どうやって業界に入り込み、クライアントを探し、受け取るべき報酬を決めたらいいのか。必要となる正確な情報を探し出すのは簡単ではないはずだ。

Business Insiderは、ゴーストライターのアナスタシア・カムウィシに取材。3年で収入を8万ドル(約880万円)まで増やした彼女に、業界でゼロから仕事を得て続けていくにはどうしたらいいか聞いてみた。

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