9月6日午前7時時点の台風10号の予想進路情報。
出典:気象庁
気象庁が最大級の警戒を呼びかけている台風10号「ハイシェン」。
Weather newsによると、9月6日5時現在、台風10号は奄美大島の南東を北上中。9月6日の夜遅くに九州地方に最接近する見通しだとする。
気になる台風10号とその影響の最新情報を見られる、防災情報や天気情報などの各種アプリ・サービス6つをまとめた。
(※本記事は、2019年8月14日に掲載した防災サービス解説をもとに、最新情報を追記・スクリーンショットをアップデートして再掲しています)
Twitterアカウントをフォローするだけ。防災速報「特務機関NERV」
特務機関NERVのツイッターアカウント。9月6日時点のフォロワーは100万人を超えている。
出典:特務機関NERV
根強い人気を持つアニメ作品「新世紀エヴァンゲリオン」の作中に登場する組織「特務機関NERV」(ネルフ)を名乗る、公認・非公式Twitterアカウント。情報の信頼性と、速報の速さで知られる。2010年2月に開設し、2020年9月現在のフォロワー数は101万。
親しみやすい人気アニメの世界観を使ったアカウントだが、裏側を支える防災関連の情報取得ソースは大手サービス並みの体制をとっている。
根強い人気を持つアニメ作品「新世紀エヴァンゲリオン」の作中に登場する組織「特務機関NERV」(ネルフ)を名乗る、公認・非公式Twitterアカウント。信頼性の高さと、速報の速さで知られる。
撮影:伊藤有
気象庁にある気象業務支援センターから専用線をひき、地震、津波、火山といった速報のほか、台風情報や特別警報、土砂災害といった警戒が必要な気象情報を配信。Lアラート、Jアラートといった政府系の速報配信のほか、NHKニュース速報などの文字情報を活用した配信も行う。
アカウント運営は、情報セキュリティーベンチャー、ゲヒルン社の石森大貴代表が個人プロジェクトとして運営している。
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新登場アプリから定番まで。防災アプリに迷ったら、まずコレ
「特務機関NERV防災アプリ」
「特務機関NERV防災アプリ」。雨雲レーダー機能で台風を表示したところ。
撮影:伊藤有
前述のTwitterアカウントの運営者が2019年9月1日防災の日に合わせてリリースした最新の防災アプリ。通知の速さに強いこだわりをもって設計されており、気象庁情報が配信されてから防災情報として表示されるまでの時間は「気象庁の公式ページより掲載が速い」ほど。
アプリをリリースするに至った背景は2019年9月1日掲載のインタビュー記事で詳細に描いている。
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「Weathernewsアプリ」
撮影:伊藤有
民間気象情報会社ウェザーニューズ社が提供するお天気アプリ。
各地の天気予報情報のほか、台風や雨雲レーダー、警報・注意報情報なども配信している。機能の1つ「台風ch」では、接近中の台風の最新情報を進路予測や解説などとともに確認することができる。
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防災情報と組み合わせて使いたい「天気情報アプリ」3種
これら防災アプリと合わせて、天気情報アプリを組み合わせることで、この先の気象情報の把握に役立てられる。
定番の天気情報アプリ「Yahoo!天気」
1日ごと、1時間ごとの天気を確認できる。
Yahoo!天気アプリからキャプチャー
数時間先の気象予測を見られる雨雲レーダーや、台風の進路予報、5日間予報などが見られる「台風モード」も搭載する無料の天気アプリ。
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降雨情報、雨通知が支える「アメミル」
5分更新のリアルタイムの「降雨情報」、現在地の1時間以内の降雨予報をしらせる「雨通知」機能などをもつ定番天気アプリ。
アメミルアプリからキャプチャー
5分更新のリアルタイムの「降雨情報」、現在地の1時間以内の降雨予報をしらせる「雨通知」機能などをもつ定番天気アプリ。月額120円の有料課金を行うと、この先15時間の雨量予測などが使えるようになる。
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日本気象協会の公式アプリ「tenki.jp」
出典:tenki.jpアプリからキャプチャー
日本気象協会公式の天気予報専門の無料アプリ。予報情報だけではなく、気象予報士による天気解説のほか、台風情報なども配信している。
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(文、写真・伊藤有)