1月8日に前澤友作氏が投稿した反戦ツイートはリツイート2万件越え、7万越えのいいねの数で全世界に拡散された。
1月8日、イランはイラク国内の米軍基地へミサイルを発射し、アメリカとイランの間での戦争勃発がますます現実味を帯びてきている。アメリカのトランプ大統領やイランのザリフ外務大臣がTwitter上で声明を発表し、SNS上での攻防を繰り広げている中、各界の著名人も反戦メッセージを公表している。同日、日本でもついに「戦争反対」がTwitterトレンド入りした。
プロサッカー選手の本田圭佑さんは、CNNのニュースを引用し戦争が始まると言及。スポーツファンにもこのミサイル攻撃の重要性を強調した。
「これでまたアメリカが黙ってないやろうから、戦争始まるね。。。」
ZOZOTOWN前社長の前澤友作さん、実業家の与沢翼さんなど日本の著名実業家たちも言及した。
「戦争反対
けど俺みたいなただの弱小個人には到底理解の及ばない難しい話があるんだろうな。俺は何も言える立場にない。そこで自分は安全な所を見つけてなるべく逃げ回る笑
自分は誰とも喧嘩せず悪口も言わないので今後も与沢家を攻撃しないで下さい宜しくお願いします。
妻子と息してるだけで幸せです」(与沢さんは1月4日のTwitter)
また、人気女優の水原希子さんをはじめ、人気バンドグループRADWIMPのボーカル野田洋次郎さん、同じく人気上昇中のKing Gnuのボーカル井口理さんなど芸能業界でも反戦ツイート見られた。
「断固戦争反対。」
「トランプ氏は「戦争を止めるための殺害」と発表したらしい。イランがそうでしたかとただ受け入れるわけがない。イランの報復はいかほどか。米大統領選を控えた今年、世界はどこに向かうんだろう。そして日本は。世界各国のトレンドが #WWⅢ で溢れていく。」(野田さんのTwitterも1月4日)
「ここでムーア氏が言う「我々」という言葉、おれも他人事ではないんだろうな。自分みたいな若者が政治に無関心でいないこと、起きている出来事に疑いを持つことで何かを変えていきたいと思う。日本が後に続かないためにも。
#WWⅢ」
イラン出身のタレント、サヘル・ローズさんからの悲痛な声。
「国家がしてしまった事を国民がいつの間に背負わされていく。国民はいつのまにかおいてけぼり。母国が壊される事は誰も望んでいない。国民にはなんの罪もない。『もしかしたら戦争になるかもしれない』が今、一番こわい。初めて、国を壊された人々の痛みや恐怖、祖国を失った怖さを痛感しています。」(1月5日のTwitter)
著作『マチネの終わりに』がベストセラーとなった日本の小説家、平野啓一郎さんも「戦争反対。」と強くメッセージを残している。
「戦争反対。自衛隊の中東派遣反対。」
アメリカの大御所文化人たちも声を上げている。映画監督のマイケル・ムーアさんは「マジョリティはトランプを支持していない」、モダンホラー作家のスティーヴン・キングさんも「トランプの仕業だ」と、この攻撃に対して言及している。アメリカ大統領選が行われる2020年、トランプ大統領の再選を恐れるような内容のツイートだ。
「The country has changed. It’s gotten better, even as it’s gotten worse. You can sense that with this war, the majority today would not boo me - they actually agree with me. Instead, today, the majority is booing Trump, and God-willing, will remove him in 2020.」
「Trump did this. It’s all on Donald Trump.」
(文・戸田彩香、三田理紗子)