実在の人間か、ボットなのかが分かったほうがいい…イーロン・マスク、ツイッターCEOに助言

ツイッターCEOのジャック・ドーシー(左)とテスラCEOのイーロン・マスク(右)。

ツイッターCEOのジャック・ドーシー(左)とテスラCEOのイーロン・マスク(右)。

Getty/The Joe Rogan Podcast/YouTube/Win McNamee/Business Insider composite

  • イーロン・マスクは、ジャック・ドーシーにツイッターをどう改善すればいいかを伝えた。
  • テスラCEOは1月16日、数千人のツイッター従業員の前でツイッターCEOとビデオを介して話をし、ドーシーが自分がソーシャルメディアを運営しているならどうするか、とマスクに尋ねた。
  • ツイッターのフォロワー数が3000万人を超えるマスクは、実際のユーザーと偽のユーザーを区別することが役に立つだろうと述べた。「実在する人間か、それともボットか、ある種のトロールのようなものか」と彼は言った。
  • マスクはツイッター上で多くの発言をし、物議を醸している。マスクは2019年、イギリスのダイバーを侮辱したツイートに関連する名誉毀損訴訟に勝利した。

テスラのCEO、イーロン・マスク(Elon Musk)は、ツイッター(Twitter)のCEO、ジャック・ドーシー(Jack Dorsey)に対し、ツイッターを改善する方法について語った。

これは、2人のテック起業家が、1月16日に何千人ものツイッター従業員の前で映像を介して話した時のことだ。

会話の中で、ドーシーはマスクにツイッターについてのフィードバックを求め、彼がプラットフォームを運営していたらどうするかを尋ねた。

マスクは、テスラやスペースXなど複数のテック企業を経営する億万長者であり、3000万人以上のフォロワーを持つツイッターのヘビーユーザーでもある。

ツイッター従業員が投稿した会話のビデオによると、マスクは本物のユーザーと偽のユーザーを区別できれば役に立つと述べた。

「それは実在の人物なのか、ボットなのか、トロール(荒らし)のようなものなのか」と、彼は言った。

「基本的に、フィードバックが実在する人間か、誰かがシステムで操作しようとしているのか、あるいはおそらく人間か、あるいはおそらくシステムを操作しようとしているのか、どうやって判断すればいいのだろうか。人々は実際に何を求めているのか。さまざまな利益団体によるシステム操作に対して、人々が実際に不満を抱いているのは何だろうか」

ツイッターは、ライバルのソーシャルネットワークのいくつかよりも規模が小さく、2019年の第3四半期には1日のアクティブユーザーが1億4500万人だと報告した。ただしその数は増加しており、ドーシーCEOは悪用、誤報、偽ユーザーを減らすことで、オンラインでの「健全な」会話を促進しようとする同社の試みについて話している。

マスクはツイッターで非常に活発に活動しており、テスラの顧客やインターネットユーザーに対応しながら、テスラ株の空売りファンドにも対抗している。

だがそのソーシャルネットワークで、困難に陥ったこともある。彼はツイートでイギリスの洞窟ダイバー、ヴァーノン・アンスワース(Vernon Unsworth)を「pedo guy(小児性愛者)」と呼んだことで訴えられた。マスクは昨年、名誉毀損訴訟で勝訴している。

2018年には、マスクはテスラを一株420ドルで非公開化するとツイートした。アメリカ証券取引委員会(SEC)は「虚偽で誤解を招くような発言」だとして提訴し、同年9月に和解が成立した。マスクはテスラに関するツイートを自社の弁護士に事前に承認を受けること、テスラの会長職を2年間退き、SECに2000万ドル(約22億円)を支払うことに同意した。

ドーシーは2016年にマスクのツイッター活用を賞賛し、彼のアカウントを「うまく使っている本当に良いモデル」と評している。

[原文:Jack Dorsey consulted Elon Musk on fixing Twitter, and the Tesla billionaire said bots and troll armies were a problem

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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