今年は、ブラピか、ホアキンか…何度もノミネートされているのに、オスカーに手が届かない名優26人

ホアキン・フェニックス

「ジョーカー」のホアキン・フェニックス。

Warner Bros.

  • アカデミー賞で繰り返しノミネートされたにもかかわらず、賞を得ていない名優がいる。
  • その名優には、昨年オスカーを獲れなかったエイミー・アダムス、グレン・クローズ、ブラッドリー・クーパーが含まれている。
  • ホアキン・フェニックスは「ジョーカー」で4回目のノミネートだ。

毎年、アカデミー賞の俳優部門では、賞にふさわしい演技でも敗れ去る人が数多くいる。しかし、アカデミー賞が何度もノミネートし、一度も賞を与えなかった俳優はそれほど多くはない。

ホアキン・フェニックスは今年は運が向いてきているかもしれない。「ジョーカー」で4度目のノミネートを受け、オスカーの最有力候補だ。ブラッド・ピットも「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」で4度目のノミネートを受けた(彼は2014年に「それでも夜は明ける」で製作者として作品賞を受賞している)。

他の人たちは彼らほど幸運ではない。

エイミー・アダムズ(ノミネート6回)とグレン・クローズ(同7回)は2019年、それぞれ助演女優賞と主演女優賞でレジーナ・キングとオリビア・コールマンに敗れた。

ブラッドリー・クーパーとウィレム・デフォーは2019年に、ともに4度目のノミネートを受けた(クーパーは、「アメリカン・スナイパー」の作品賞や「アリー/スター誕生」の監督賞と脚本賞などを含めると計7度ノミネートされている)。しかし、2人とも「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレックに敗れた。

そして、史上最多ノミネートのピーター・オトゥールは、もっと恵まれていなかった。

以下に、少なくとも4度以上ノミネートされ、一度も受賞していない26人の名優を紹介しよう。


ホアキン・フェニックス:ノミネート4回

ホアキン・フェニックス:ノミネート4回

「ジョーカー」のホアキン・フェニックス。

Warner Bros.

主演男優賞: 「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」(2005)、「ザ・マスター」(2012)、「ジョーカー」(2019)

助演男優賞: 「グラディエーター」(2000)

ブラッド・ピット:ノミネート4回

主演男優賞:ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008)、マネーボール(2011) 助演男優賞: 12モンキーズ(1995)、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019)

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

Sony

主演男優賞:「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(2008)、「マネーボール」(2011)

助演男優賞: 「12モンキーズ」(1995)、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019)

シアーシャ・ローナン:ノミネート4回

シアーシャ・ローナン:ノミネート4回

「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」

Sony

主演女優賞: 「ブルックリン」(2015)、「レディ・バード」(2017)、「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」(2019)

助演女優賞: 「つぐない」(2007)

ブラッドリー・クーパー:ノミネート4回

「アリー/ スター誕生」

「アリー/ スター誕生」

Warner Bros.

主演男優賞: 「世界にひとつのプレイブック」(2012)、「アメリカン・スナイパー」(2014)、「アリー/ スター誕生」(2018)

助演男優賞: 「アメリカン・ハッスル」(2013)

ウィレム・デフォー:ノミネート4回

ウィレム・デフォー:ノミネート4回

「永遠の門 ゴッホの見た未来」

CBS Films

主演男優賞: 「永遠の門 ゴッホの見た未来」(2018)

助演男優賞: 「プラトーン」(1986)、「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」(2000)、「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」(2017)

ミシェル・ウィリアムズ:ノミネート4回

「マリリン 7日間の恋」

「マリリン 7日間の恋」

Alliance Vivafilm

主演女優賞: 「ブルーバレンタイン」(2010)、「マリリン 7日間の恋」(2011)

助演女優賞:「ブロークバック・マウンテン」(2005)、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(2016)

バーバラ・スタンウィック:ノミネート4回

バーバラ・スタンウィック:ノミネート4回

「教授と美女」

Samuel Goldwyn Productions

主演女優賞: 「ステラ・ダラス」(1937)、「教授と美女」(1941)、「深夜の告白」(1944)、「私は殺される」(1948)

バーバラ・スタンウィックは1981年のアカデミー名誉賞を受賞している。

ロザリンド・ラッセル:ノミネート4回

「メイム叔母さん」

「メイム叔母さん」

Warner Bros.

主演女優賞:「マイ・シスター・アイリーン」(1942)、「世界の母」(1946)、「Mourning Becomes Electra」(1947)、「メイム叔母さん」(1958)

ミッキー・ルーニー:ノミネート4回

「ワイルド・ブラック/少年の黒い馬」

「ワイルド・ブラック/少年の黒い馬」

United Artists

主演男優賞:「青春一座」(1939)、「町の人気者」(1943)

助演男優賞:「戦塵」(1956)、「ワイルド・ブラック/少年の黒い馬」(1979)

ミッキー・ルーニーは、1938年のアカデミージュベナイル賞(現在は廃止)、1982年のアカデミー名誉賞を受賞している。

クロード・レインズ:ノミネート4回

「カサブランカ」

「カサブランカ」

Warner Bros.

助演男優賞:「スミス都へ行く」(1939)、「カサブランカ」(1942)、「Mr. Skeffington」(1944)、「汚名」(1946)

エド・ハリス:ノミネート4回

「ポロック 2人だけのアトリエ」

「ポロック 2人だけのアトリエ」

Sony Pictures Classic

主演男優賞:「ポロック 2人だけのアトリエ」(2000)

助演男優賞:「アポロ13」(1995)、「トゥルーマン・ショー」(1998)、「めぐりあう時間たち」(2002)

アグネス・ムーアヘッド:ノミネート4回

「ふるえて眠れ」

「ふるえて眠れ」

20th Century Fox

助演女優賞: 「偉大なるアンバーソン家の人々」(1942)、「パーキントン夫人」(1944)、「ジョニー・ベリンダ」(1948)、「ふるえて眠れ」(1964)

マーシャ・メイソン:ノミネート4回

「グッバイガール」

「グッバイガール」

Warner Bros.

主演女優賞: 「シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛」(1973)、「グッバイガール」(1977)、「第2章」(1979)、「泣かないで」(1981)

モンゴメリー・クリフト:ノミネート4回

「陽のあたる場所」

「陽のあたる場所」

Paramount Pictures

主演男優賞:「山河遥かなり」(1948)、「陽のあたる場所」(1951)、「地上より永遠に」(1953)

助演男優賞: 「ニュールンベルグ裁判」(1961)

シャルル・ボワイエ:ノミネート4回

「ガス燈」

「ガス燈」

MGM

主演男優賞:「征服」(1937)、「カスバの恋」(1938)、「ガス燈」(1944)、「ファニー」(1961)

アネット・ベニング:ノミネート4回

「アメリカン・ビューティー」

「アメリカン・ビューティー」

DreamWorks Pictures

主演女優賞: 「アメリカン・ビューティー」(1999)、「華麗なる恋の舞台で」(2004)、「キッズ・オールライト」(2010)

助演女優賞:「グリフターズ/詐欺師たち」(1990)

ジェーン・アレクサンダー:ノミネート4回

「ボクサー」

「ボクサー」

20th Century Fox

主演女優賞:「ボクサー」(1970)、「テスタメント」(1983)

助演女優賞:「大統領の陰謀」(1976)、「クレイマー、クレイマー」(1979)

アーサー・ケネディ:ノミネート5回

「Bright Victory」

「Bright Victory」

Universal Pictures

主演男優賞:「Bright Victory」(1951)

助演男優賞:「チャンピオン」(1949)、「Trial」(1955)、「青春物語」(1957)、「走り来る人々」(1958)


アルバート・フィニー:ノミネート5回

「火山のもとで」

「火山のもとで」

Universal Pictures

主演男優賞: 「トム・ジョーンズの華麗な冒険」(1963)、「オリエント急行殺人事件」(1974)、「ドレッサー」(1983)、「火山のもとで」(1984)

助演男優賞:「エリン・ブロコビッチ」(2000)

アイリーン・ダン:ノミネート5回

「ママの想い出」

「ママの想い出」

RKO Pictures

主演女優賞: 「シマロン」(1931)、「花嫁凱旋」(1936)、「新婚道中記」(1937)、「めぐり逢い」(1939)、「ママの想い出」(1948)

エイミー・アダムス:ノミネート6回

「バイス」

「バイス」

Annapurna Pictures

主演女優賞:「アメリカン・ハッスル」(2013)

助演女優賞: 「Junebug」(2005)、「ダウト〜あるカトリック学校で〜」(2008)、「ザ・ファイター」(2010)、「ザ・マスター」(2012)、「バイス」(2018)

セルマ・リッター:ノミネート6回

「終身犯」

「終身犯」

United Artists

助演女優賞: 「イヴの総て」(1950)、「The Mating Season」(1951)、「わが心に歌えば」(1952)、「拾った女」(1953)、「夜を楽しく」(1959)、「終身犯」(1962)

デボラ・カー:ノミネート6回

「サンダウナーズ」

「サンダウナーズ」

Warner Bros.

主演女優賞: 「Edward、My Son」(1949)、「地上より永遠に」(1953)、「王様と私」(1956)、「白い砂」(1957)、「旅路」(1958)、「サンダウナーズ」(1960)

デボラ・カーは1994年のアカデミー名誉賞を受賞している。

グレン・クロース:ノミネート7回

「天才作家の妻 40年目の真実」

「天才作家の妻 40年目の真実」

Sony Pictures Classics

主演女優賞: 「危険な情事」(1987)、「危険な関係」(1988)、「アルバート氏の人生」(2011)、「天才作家の妻 40年目の真実」(2018)

助演女優賞: 「ガープの世界」(1982)、「再会の時」(1983)、「ナチュラル」(1984)

リチャード・バートン:ノミネート7回

「バージニア・ウルフなんかこわくない」

「バージニア・ウルフなんかこわくない」

Warner Bros.

主演男優賞: 「聖衣」(1953)、「ベケット」(1964)、「寒い国から帰ったスパイ」(1965)、「バージニア・ウルフなんかこわくない」(1966)、「1000日のアン」(1969)、「エクウス」(1977)

助演男優賞:「レイチェル」(1952)

ピーター・オトゥール:ノミネート8回

「アラビアのロレンス」

「アラビアのロレンス」

Columbia Pictures

主演男優賞: 「アラビアのロレンス」(1962)、「ベケット」(1964)、「冬のライオン」(1968)、「チップス先生さようなら」(1969)、「The Ruling Class」(1972)、「スタントマン」(1980)、「My Favorite Year」(1982)、「ヴィーナス」(2006)

ピーター・オトゥールは2002年のアカデミー名誉賞を受賞している。

[原文:The 26 actors who have gotten the most Oscar nominations without winning one

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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