コカ・コーラがペットボトルを使い続けるのは、消費者が求めているから

コカ・コーラがペットボトルをやめる気はない。

コカ・コーラがペットボトルを廃止する計画はない。

Kirill Kukhmar\TASS via Getty Images)

  • コカ・コーラの幹部は、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムの年次総会で、BBCに対し、使い捨てのペットボトルを使い続けると語った。
  • 「消費者に対応しなければ、ビジネスは成り立たない」と、コカ・コーラのサステナビリティおよび広報担当役員は言った。
  • コカ・コーラの長期的な目標は、2030年までにすべてのパッケージの少なくとも50%をリサイクル可能な素材で作ることだ。
  • プラスチック廃棄物に関しては、活動家グループ「Break Free From Plastic」のレポートにより、2019年にはコカ・コーラが世界で最も汚染されたブランドであることが特定された。

コカ・コーラは、使い捨てのペットボトルの使用をやめる予定はない。

スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムの年次総会で、サスティナビリティと広報担当の上級バイスプレジデント、ビーア・ペレス(Bea Perez)は、消費者はまだペットボトルを使いたがっているため、それを捨てることはないだろうとBBCに述べた。

「消費者に対応しなければ、ビジネスは成り立たない」と彼女は言う。

「我々がボトルを変えてリサイクルや革新に取り組む際には、消費者にどのような機会があるのか示す必要がある。彼らは我々と一緒に変わるだろう」

コカ・コーラの長期的な目標は、2030年までにすべての包装材の少なくとも50%をリサイクル素材で作り、その期間に販売するボトルや缶を回収またはリサイクルすることだ。

「それがどこから来たのかに関わらず、我々はすべてのパッケージに複数の命を持たせたい」と、同社CEOのジェームズ・クインシー(James Quincey)は以前、サステナビリティについてのプレス向け声明で述べた。

しかし先は長い。BBCが引用した活動家グループ 「Break Free From Plastic」 による2019年の報告書では、プラスチック廃棄物に関して、コカ・コーラが世界で最も汚染のひどいブランドであるとしており、活動家たちは、プラスチックをリサイクルするだけでなく、完全に廃止するよう求めている。

グリーンピース東南アジアのプラスティックキャンペーン・コーディネーターを務めるアビゲイル・アギラー(Abigail Aguilar)は「コカ・コーラ、ネスレ、ペプシコのような企業が最近行った対策は、残念ながら、プラスチックを紙やバイオプラスチックに置き換えるといった誤った解決策で、崩壊したグローバル・リサイクルシステムに依存し続けている」と2019年10月に発表したプレスリリースで述べている。

「これらの戦略は、プラスチック汚染危機を引き起こした時代遅れの使い捨てビジネスモデルを守ることが目的で、これらのブランドが将来再び汚染された企業に選ばれることを防ぐことはできない」

[原文:Coca-Cola says it won't ban plastic bottles because its customers still want to use them

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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