あなたの会社は当てはまる? 働きやすい会社に共通する6つの特徴とは

働きやすい会社のイメージ写真

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当たり前の話だが、人は誰でも「働きやすい環境」で仕事をすることを望んでいる。そして、これからの時代においては、企業にとっても、働きやすい環境を整えることが競争力を保つうえで非常に重要になってくる。なぜなら、労働力確保の必要性が高まるからだ。

現在進んでいる日本の少子高齢化は歯止めがきかず、今後は労働力人口が減少していくことが予測されている。多くの企業は絶対的な人材不足に陥り、優秀な人材を確保することがさらに難しくなる。そうした中で、働きやすい環境を整えている企業はそれをアピールすることで、他社に比べて人材採用の面で大きなアドバンテージを持てるのだ。

また、働きやすい環境を整えることは離職率を下げるためにも重要なことだ。採用した人材がすぐに退職してしまうと、採用活動や教育にかかるコストは回収できない。もちろん、スタッフの習熟度が上がらないことでサービスレベルや生産性の低下にもつながり、個人にとっては負担増につながり、企業にとっては事業規模を拡大できないといった問題も引き起こしてしまう。

働きやすいとされる企業の定義とは?

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働きやすい環境の定義は人によって異なり、千差万別だ。しかし、一般的に働きやすいとされる企業は、以下の条件に当てはまることが多いようだ。

・適切な人事評価制度がある

公正かつ公平な人事評価がなされ、社員への評価結果の通知とフィードバックが徹底されている。社員はやりがいを感じられ、満足度も高い。

・人材育成に積極的である

社員の希望に応じて特定の知識やスキルを取得できる研修制度があり、先輩担当者に仕事の相談がしやすい。社員にとって、自身が成長できると感じられる環境が整っている。

・福利厚生が充実している

余暇活動の支援に力を入れていたり、フィットネスクラブの施設利用補助など健康面に配慮する支援があったりと、生活を豊かにする制度が備わっている。プライベートと業務の分別だけではなく、企業からワークライフバランスへの支援もある。

・コミュニケーションが円滑である

部下と上司、経営陣のコミュニケーションがスムーズであり、経営情報が社員に開示されていることで、双方間の意思疎通が取れている。社員が経営や企業運営に関する情報を得られるようになっていることは、自身が企業の一部として機能していると実感できることとなり、やりがいにつながる。

上記の条件を踏まえたうえで、働きやすい会社の特徴を具体的に紹介していく。以下の6つの特徴について、あなたの会社に当てはまるかどうかを確認してみよう。

1. 休暇を取得しやすい雰囲気や文化がある

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昔ながらの経営者からすると、「休暇のことばかり考えている人材など必要ない」と感じるかもしれない。しかし、休暇はとても大切だ。仕事や職場から離れるからこそ、心身ともにリフレッシュできるのだ。しっかり休んで、仕事に対する意欲を維持することは、生産性の向上にも役立つ。

しかし、多くの日本企業では、職場の雰囲気から「休暇を取りづらい」と感じる人が多く、十分な休暇が取れていない。有給休暇取得率の向上(すぐに100%は無理だとしても)を目指し、有給休暇取得にインセンティブを付けるなど、休暇を取りやすい雰囲気やカルチャーを作ることは、社員満足度につながる。また、管理職自身が積極的に休暇を取得している会社は、往々にして休暇が取りやすい文化となっている。

2. 人間関係が良好である

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職場の人間関係が悪いがために退職するというケースは少なくない。会社の中でいじめがあるというようなケースは論外だが、「なんとなくものが言いにくい」という雰囲気は人間関係を悪化させる。どんなことでも言いやすく、相談しやすいという雰囲気は、良好な人間関係を築くうえで非常に重要な要素なのだ。

職場での良好な人間関係を築くためには、当人同士のコミュニケーションだけに依存するのではなく、経営陣の助けも必要となる。会社によっては、時に経営者自身が嫌われ役を買って出て、社員同士の結束を強める場合もある。また、管理職のマネジメント能力や性格は社内の人間関係に与える影響が強いため、管理職の育成や人格形成なども重要なカギとなる。

3. 業務量が適正かつ安定している

人は急激な変化を嫌う生き物なので、繁忙期と閑散期における業務量にかなりの差があるような職場では、働きづらさを感じてしまう。業務量は多すぎず少なすぎず、かつ長期的に安定しているのが働きやすい会社だと言える。

とはいえ、ビジネスには常に「お客様ありき」の部分もあるため、その都度、業務量が変化しコントロールが難しいこともありうる。働きやすい環境を作るためには、マネジメントする側が業務負担を分散する対策を行ない、チームおよび個人の業務量の適正化と安定化を図る必要がある。

4. 多忙でも残業代が出て、評価につながる

多忙でも評価されるから満足度が高い職場のイメージ写真

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多忙だとしても、残業代が出るという現実的な理由があるから頑張れるという社員も多くいることだろう。勤務時間に応じた残業代が出ないとなると、社員はモチベーションを維持することが難しくなる。残業代がきちんと管理され、支給されていることが働きやすさにつながるのだ。

さらに重要なのは、残業せざるを得ない状況で業務を遂行し、結果を出している社員が社内で認識され、評価されていることだ。これによって、社員はモチベーションが上がり、好循環が生まれる働きやすい会社となるのだ。

5. 労働時間が長過ぎない

会社に対する不満として「労働時間が長い」ことを挙げる人は多くいる。社員の生産性を上げさせて業務を効率よく回すための対策がとられている会社では、労働時間が適正化され、社員にプライベートの時間をより多く持たせることが可能となる。そして、それこそが働きやすい会社だ。

6. 子育て/介護支援が充実している

子育てや介護への理解がある職場のイメージ写真

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現在、働き盛りの30代〜40代の人材を悩ませているのが「子育て」や「介護」の問題。どちらも、夫婦共働きで働きながら役割分担して回すには、会社の理解や支援が必須となる。したがって、子育て/介護を最大限支援する社内制度や、自宅を含めたリモートワークが導入されている会社は、働きやすい会社だと言える。


さて、あなたの会社はいくつ当てはまっただろうか。

働きやすい環境というのは、社員と経営陣が同じゴールを目指し、さらには社会全体でも助け合っていかないと構築することはできない。「自分には関係ない」「自分が何かをしてもどうせ変わらない」と思っていた人も、まずは職場の同僚や友人と話し合うことから始めてみてはどうだろうか。

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